♛Queens lab.

生きることって楽しいを見つけることじゃない?

エストニア(タリン) 街歩き

エストニア 

正式名称 エストニア共和国

首都タリン EU,NATO加盟国

通貨 ユーロ

ラトビア、リトアニアと並ぶバルト3国

旧市街は世界遺産に指定

公用語はエストニア語

※皆さん英語が喋れます

電子化先進国。電子政府・電子国家

何度かソ連に占領されているが

ソビエト連邦崩壊後独立 

 

フィンランドとエストニアは

こんなに近い。

Fc2より

ヘルシンキを訪れた多くの人が

エストニアへ足を延ばすのもわかります。

フェリーでたったの2時間。

外国と言っても

特別な書類もいらないし

乗船30分前までにチェックインすればいい。

※パスポートは持参しましょう

 

こんなちっちゃな国ですが

電子化に関しては先進国でありながら

魔女の宅急便のモデルにもなった

その旧市街は

まるでおとぎの国のようです。

日帰りで十分楽しめます。


旧市街までは徒歩で

ターミナルを出ると

何台かのタクシーも客待ちをしています。

旧市街までは15分という説もあり

30分と書いてあるものも。

 

船を降りた時点で

向こうの方に高い塔が見えています。

旧市街との境界線が有るわけでもないので

それっぽい雰囲気の場所までは

ほぼ15分で到達します。

※バスやタクシーを使う必要はないと思います。

旧市街に行かない人たち

舞浜の駅を降りたら

ほぼ全員がTDLに向かうように

タリン港に着いたら

全員旧市街に向かうと思うのは

大きな間違いだった。

そのあとにくっついていけば

旧市街に行ける作戦は

みごとに玉砕。

 

Googleストリートビューで見ると

ここでいいの?と思うような

こんな所をまっすぐ進む。

Googleで見たのととりあえずは同じ景色。

ただほとんどの人が

こっちのモールに入っていく。

NAUTICAノーティカ。

ほんとに見事にみんな

ここに吸い込まれていく。

わざわざエストニアに来てまでショッピング?
あの噂は本当だった。

エストニアはフィンランドより

物価が安いらしい。

だから、お酒とか買いに行くらしい。

だけど安いって言ったって

往復で何千円かはかかるんだから

そんなにお得感はないでしょう?

 

きっと旧市街を堪能して

ついでにお買い物なんでしょう。

・・・ではないみたい。

 

旧市街へ向かう人は、はるかに少ない。

ヘルシンキへ帰る船の乗り場には

こんなに買い物三昧な人たち。

このカラフルな箱は

ORIGINALという名前のカクテルです。

(チューハイ的なものらしい)

私が推測するに、

フィンランドの人たちは

学校の遠足や家族や友人との観光で

もう何度もエストニアに来ていて

旧市街には飽きちゃったのかもしれません。

 

とりあえず塔を目指していけばいい

ストリートビューさえうまく操れない私は

きちんと旧市街までの

シュミレーションができてない。

そんな時は聞くのが一番。

あの塔を目指していけば旧市街だよって

教えてもらいました。

エストニアに行くには

ヘルシンキヴァンダー空港から乗り継いで

飛行機という選択肢もあります。

 

タリン港も

エストニアの玄関口の一つなのですが

旧市街へいざなう感は全くない。

あちこちで工事をしていて

雑多なイメージ。

 

旧市街へ向かう人たちも

いないわけではない。

とにかくその人たちについていく。

塔を目指して歩いていく。

 

迷子必須な予感

旧市街は決して

碁盤の目のようにはなっていない。
このような場所を歩く時には

どんな法則に基づいて進めばいいのか

全く見当がつかない。

 

もう腹をくくるしかない。

山の中じゃない限り

誰かに聞けば何とかなる。


帰り道の事はいったん忘れて

街歩きを楽しむ。

うろうろしているうちに

行きたいと思っていた場所に

奇跡的に遭遇することも有る。

【職人たちの中庭】

 

日本人のおじちゃんおばちゃんたちの

団体さん+ガイドのおじさんに遭遇。

こういうガイドさんがいれば

街歩きも100%楽しめるんだろうな。

だけど、あのわちゃわちゃ感、

疲れそうです。


セーターの壁が無い

タリンで有名なものの一つが

セーターの壁。

でもね、地元の人たちは

意外と知らない。

雑貨屋さんのおばちゃんに聞いたら

セーターの店を教えられた。

言葉で説明するより画像を見せるに限る。

ラエコヤ広場にある屋外の飲食店の

親切なお爺ちゃんは、

何軒かが並ぶ花屋さんを教えてくれた。

花屋のお姉さんは、知らないって。

【ラエコヤ広場】

買い物袋を提げた、

住民らしきおじちゃんが知っていた。

だけど跡形もない。

ラエコヤ広場からは4分、

ヴィル門からも近い。

本来ならばアーチ形のここに

ニットのお店がたくさん並んでいる筈。

いわゆる露店なので

正確な情報が見つからない。

HPも存在しないようです。

 

日月が休みという説も有る。

4日間滞在したけれど

一度も店が出ていなかったという記事も。

セーターを買いたかったわけじゃないけど

名物が見られなかったのは

ちょっぴり残念。

 

タリンのMacは世界遺産に溶け込む

はっきり見えませんが

左の門みたいなところの上には

黄色いMが有ります。

見慣れているMacとは

だいぶイメージが違います。

 

こういう配慮は大事ですね。

マクドナルドには

ご当地メニューなるものが。

エストニアは

これと言って代表的な料理が無いので

特別なメニューは

ないそうです。

入っておけばよかった・・・、

入らなくて正解だった。

太っちょマルガレータ

 

太っちょマルガレータは

その塔が監獄だった頃に

食事を提供していた太っちょの女性の

名前をもじったとも言われている。

 

この門は旧市街のはずれの方に有って

靴屋さんのマダムやタクシーのドライバーや

何人かに聞いて

やっとたどり着いた。

確かに太っちょだった。

 

この地図がわかりやすい

帰って来てから見つけても

遅いのですが

行ってきたからこそ

この地図の便利さがわかります。

中央の右へ行く道がタリン港だと思います。

道は入り組んでいて

コンビニが、銀行が、

みたいな目印が無いのですが

位置関係が分かれば

お目当ての場所にたどり着けると思います。

https://zuemaps.com/より


タリンのトイレはどこにある


最初に紹介したモールには有ると思います。

旧市街はカフェやレストランしか

見当たらない。

適当な店を見つけて入りましたが

先ず聞いたのが「トイレ使えます?」

飲食店で無いはずはないけれど

使えなかったら意味ないからね。

 

全然流行ってなさそうなお店で

お客は私ともう一人だけ・・・

と、思ったら彼は多分オーナーとかそんな感じ。

ラエコヤ広場に面したお店でした。


100%を求めない

検索していると

タリン旧市街の見どころは

わんさかある。

それのすべてを制覇しようなんて

思ってはいけない。

 

気になった場所、

興味のある建物、

そのいくつかを見つけられたら

良しとする。

それも私の旅のスタイル。

Excuse Me とthank you

いちばんたくさん使う言葉。

 

今どきスマホで調べろよ!

そう思うかもしれませんが

こういうコミュニケーションも

旅の楽しみ方の一つ。

 

とりあえず聞いてみる。

たどり着けたらラッキー!

そのくらいのノリでちょうどいい。

おうちに帰ってこれさえすれば。

 

エストニアタリンへは豪華フェリーで。