和暦と西暦
和暦=元号の事ですが
現在元号を使っているのは
日本だけのようです。
中国、ベトナム、朝鮮半島では
元号を使った時代も有りますが
今は西暦で統一されているようです。
元号は不便なことばかり
銀行や病院、区役所の書類などは
M.T.S.H.Rから選びます。
令和になる時に知ったのですが
ローマ字の頭文字で表記するので
ダブらないようにするのが
元号を決める第一条件。
明治生まれの人が一人もいなくなれば
Mが回ってくるかもしれません。
他人の年齢を確認する必要も有りませんが
昭和○○年生まれっていわれて
それが計算できるのは昭和の時代だけ。
今言われたって
昭和は64年までだから64から引いて
平成を足して‥平成って何年までだっけ?
こんな感じになっちゃいます。
西暦の方がわかりやすい。
西暦なら1月1日で切り替わりますが
和暦では昭和64年=平成1年ややこしい。
西暦にしちゃえば一発でわかる。
仕事をしていた時、
当初の伝票には日付の個所に
平成 年 月 日
こんな風に印刷されていました。
その伝票在庫がなくなった時点で
平成の部分を改版して外しました。
外して西暦で書くことにしました。
伝票の控えの綴りや
受注簿、帳簿なども
全部西暦と和暦で書いていました。
確認のため過去の履歴を見ることもあるので。
会社の年度始まりは9月だったので
年度と年と元号・・・ぐちゃぐちゃです。
例えば令和7年4月は令和7年度ですが
会社では令和6年度。
9月1日から令和7年度になります。
決算は年度で〆るのでややこしい。
文化の一つなのかもしれませんが
元号が今や日本独自の文化となると
不便だからという理由で
完全になくしてしまうのは
議論の余地もあると思います。
掛け軸なんか
西暦で書いたらちぐはぐかも。
残すべきところでは残しておいても
いいのかもしれませんが
公の書類などは全部西暦にしましょうよ。
余談ですが
母が入居している老人ホームでは
11:15から食堂で体操が有ります。
ほとんどの人が車椅子なので
全員座ったままで
深呼吸したり首を傾けたり
簡単な動作だけなのですが
毎回最初に
令和何年ですか?
何月何日何曜日ですかって
聞きます。
ちゃんと答えられるお年寄りは少数。
仕事を辞めてしまうと
日付を書くことも皆無なので
別の意味で私もとっさに言えません。
曜日も時々迷子になりがちですが
それでも火木日は
サミットポイント10倍デーだし
かろうじて覚えています。