♛Queens lab.

生きることって楽しいを見つけることじゃない?

海外ドラマ(ドキュメント) アローン

画像はAmazon.co.jpより引用

アローン 孤独のサバイバー

ホームアローンじゃないよ。

あれはお家に1人だけど

こっちは無人島にひとり。

サバイバルドキュメンタリー。

 

字幕版

2022年10月AmazonPrimeで視聴

Hulu、UNEXTでも視聴可能なようです。

過酷な環境

10人の男たちが

無人島でサバイバル生活する様子を

追うのは、

太平洋岸のカナダの無人島。

 

シーズン2,3では女性も参加し

3では場所がパタゴニアになります。

※パタゴニア(アルゼンチン)

 

テロップに流れる注意喚起。

出演者はサバイバルの専門家です。

絶対に真似しないように。

 

10人は同じ島の点在した場所で   

それぞれ生活します。

場所はくじ引きで

距離は10㎞弱~20㎞弱離れています。

 

それぞれが入り江のようになった場所なので

出会うことは有りませんし

他のメンバーがどんな状況かも知らされない。

 

これ、最後まで残ると

50万ドル貰えるのよ!

レート、いくらで計算しても

ちょっと驚きの金額です。

 

それだけの報酬は

簡単には手に入れられません。

 

この企画の凄いところ。

島には熊がいます。

熊だけじゃなくクーガーも。

コンプライアンス、大丈夫?

 

一応熊撃退スプレーと

衛星電話は渡されていますが、

かなりやばいです。

 

彼らは口々に

孤独との戦いだと言いますが

それより獣だよ!

 

気温は氷点下。

数日雨が続くこともある。

そして30日を過ぎたあたりから

雪も降り始める。

 

完全なる自給自足

番組の中で説明は無いが

持ち込める物の制限はあるようです。

(シーズン2では10点と言っていた気がする)

調理用の鍋や

火をおこすための道具。

寝袋やテント、ナイフや斧。

 

道具の持ち込みは許されていますが

水や食料は持ち込めない。

自生の果物やイモ類などは

見あたりません。

キノコはあったけど怖いよね。

 

川や海に仕掛けを作って

魚を捕るって言っても

そんなに簡単にはいかない。

 

ナメクジを食べたり

貝や海藻。

鰻やナマズの稚魚。

(大きなオタマジャクシみたい)

手のひらサイズのネズミまで。

 

シーズン3ではネズミは禁止に。

ハンターウイルスを持っているからです。

 

また、貝類も赤潮の影響で

貝毒があるので、食べられません。

 

時には食べた物や水が原因で

お腹を壊したり

湿度が高すぎて服にまでカビが生えたり。

 

トイレットペーパーが無いので

苔でお尻を拭くんだって

菌が入りそう。

 

彼らが戦うのは

飢えと寒さと孤独

推しメン

ギブアップする人は

割と早めに脱落する。

最後の4人になってからが長い。

 

テントにセットされたカメラに向かい

それぞれが思いや心境を語る。

 

移動する時は自分で撮影をする。

自分の姿を入れた引きの画像は誰が撮影?

定点カメラや衛星電話のバッテリーは

1カ月以上も持つのだろうか。

その辺がどうも気になります。

仕込みなし、自ら撮影とうたっています。

※その疑問はシーズン2で解決しました。

 

私の推しメンはルーカス、32歳。

理由、一番イケメンだったから。

他に理由はいらないでしょう?

 

彼のすごいところは

テントを作っただけではなく

ユルトを自作したり

(ゲル・パオのようなモンゴルのテント)

ターブを張った作業場を作ったり

わなを仕掛けたり

水源を探したり。

ギターのような楽器を作って

外に出られない日の暇つぶしをしたり。

 

カヌーは木で骨組みを作り

防水の布(ターブ)でそれを包み込んだもの。

だから担いで持ち運べる。

 

どんどん挑戦していくその精神が

推しの理由でもあります。

 

ある日、彼が7人目の離脱をする。

人間としての必要最低限の営み。

生きるために何かをする事。

それ以外の時間は

人生について考える。

彼にとっての第一章はここで終わり

新しい章を始めるために(本人談)

衛星電話を手にとり

救援隊を呼んだ。

 

衛星電話(GPS付き)と

救急セットとターブ2枚は

支給されています。

決意する時

彼らがサバイバーとして優れたところ。

野営をする能力?

水源を見つけ食料を手に入れる?

火をおこし暖を取る?

サバイバーとしての知識?

 

最も優れているところは

潮時を見極める力。

 

テントの外で、小枝が折れるような音。

(捕食者:熊・クーガ)

もう生きた心地がしません。

そんな理由で即ギブアップした人もいます。

 

マラソンは42.195㎞を走れば終わります。

ボクシングは相手を倒せば終わります。

 

勿論全員が島を去り

最後の一人になったところで終了しますが

それがいつになるのかは全くわからない。

 

恐怖は捕食者だけではなく

時には飢餓が精神に影響を及ぼすことも。

これ以上自分がここにいる意味を

感じなくなった時、

それも潮時です。

最後の一人

9人目が去った後、

最後の一人のキャンプにスタッフが訪れ

メディカルチェックを済ませた後

勝者であることを伝えます。

そして妻もスタッフと同行してやってきます。

 

日本の小切手は

はがきくらいのしっかりした紙ですが

アメリカの小切手は

ペッラペラ。

それを手にした彼は言います。

 

これで家のローンは返せるけど

そろそろ親父を楽にさせてあげたい。

生まれつき片方の目が不自由な息子のために

使いたい。

残った分はローンの返済に回す。

その時妻は、ちょまてよ!とは言わない。

シーズン2

ドラマや映画の記事で

それを見たきっかけを書くことはほぼ無い。

今回のきっかけは

そそられるドラマが無かったから。

 

ドキュメントはそれほど好みではないけれど

つまらないドラマ(独断ですが)を見るよりは

こっちの方がまし。

 

やらせ無しと公言しているだけあって

割と地味です。

やばい状況になる前に

自らリタイアするし

命に係わるような事故も起きません。

無人島生活を淡々と傍観するだけです。

 

現時点でシーズン3まで

放送されていますが

メンバーが変わるだけなので

おかわりは無しって思っていましたが

何でしょうね?癖になる。

 

例えて言うなら

寝ぼけたような味のスナック菓子。

美味しいわけではないのに

なぜか食べ続けてしまうようなあの感じ。

 

アメリカでも人気があるのでしょうね。

同じ場所で始まるシーズン2は

女性メンバーが3人加わります。

 

ドラマのようなストーリーが無いので

気を抜いてみていられます。

共同生活だと揉め事が起きたり

派閥に分かれたり

それが無いのが凄くいい。

 

味を占め(たぶん)スタッフは

シーズン2に力を入れてきている感が有ります。

一人目が離脱するのと

あなたが離脱するのとどちらが早い?

たぶん病みつきになります。

 

そして病みつきになった私は

この記事の続編を書いてしまいます。

お楽しみに。