素材ラボより
これまでのあらすじ
2023年11月、
母が入院したのは家で動けなくなった間に
重篤な褥瘡(床ずれ)になってしまったから。
そして2024年1月31日
介護付き老人ホームに入所しました。
毎日面会は結構きつい
家で介護するのと施設に入所するのとでは
家の方が大変だと思います。
施設に居れば
食事、洗濯、部屋の掃除、入浴介助
排泄の介助、薬の管理
毎日の手当て(褥瘡の)・・・
全てやってくれます。
私たちが毎日面会に通っていたのは
認知症にならないようにするため。
何せ母は2024年に99歳になりましたので
注意していないと
いつそっち(認知)に傾いても
おかしくないのです。
入院する前までは
認知のにの字も有りませんでしたが
入院後からはちょとうっすらヤバいです。
そのホームは徒歩圏内なので
家から20分くらい。
通うのはそれほど苦になりませんが
往復も入れて
1日10時間拘束されるというのは
なかなか大変です。
トイレの介助、
入浴時の着替えの準備、
昼・夕食時の付き添い(自分で食べられます)
寝る前の洗面等々は
私たちが手伝っています。
母はほとんど寝ているので(1日中眠い)
その間、スマホを見たり、
スマホを見たり、スマホを見たり。
面会時間からベッドに入るまで
毎日家族が居るのは私たちだけ。
(面会は6時までですが、出るのは6時半ころ)
全てホームにお任せしてよいのが
介護付きの老人ホームです。
本来ならば
全てお任せして構いません。
ただし、マンツーマンで
介護士がついているわけではありません。
家で看ることのメリットは
すきま時間を有効に使えることです。
ちょちょっと掃除をしたり
夕食の下ごしらえをしたり。
特に私はタイムパフォーマンスが
気になる性格なので
この時間にアレもできるコレもできると
思っちゃいます。
一日交代を提案してみた
常々思っていたのは
この状態が365日続くの?ってこと。
体調不良で一日だけ休んだり、
中抜けして新宿に買い物に行ったり
昼から早退?して
夕方まで友人とランチ&お喋りしたり
終日は居ないことも有りましたが
肉体的にというよりは
精神的にしんどい感じもあります。
そして2024年4月からは
1日交代で面会に行くことにしました。
介護士さんを見ていて介助のコツもわかり
ひとりで対応できることを
ふたり揃ってやる必要は有りません。
もう一つは微妙に違う価値観。
こうすればいいのに
こうしない方がいいのにという事が
お互いに有ります。
どちらも正解ではあるのですが
やっぱり気になります。
気になることが目に付くのも
ストレスの一つ。
こんな風に分担しました
私の誕生日は奇数日、
妹は偶数日なので
私が行くのは奇数日、妹は偶数日。
何か特別なことがある日は(往診など)
気になれば行くというスタンス。
友人と(彼女の仕事が落ち着いたら)
ご飯の約束をしていますが
偶数日があいてる話をしたら
私らしいって言われました。
私が思いつきそうだって。
彼女は元同僚。
介護認定の見直しのための面接は
8日で偶数日でしたが(2024.4)
その時間だけ行きました。
大の月は7か月あって、
31日、1日と連続になりますが
私は旅行に行ったり
友人と会う機会も多いので
厳密に半分ずつにはしません。
妹は、月水金と火木土に分けて
日曜は一緒に来るとか
交代とかと言いましたが
そうすると曜日で固定されるので
何かと不便なことも有ります。
2人とも偶数日だったらどうしましょう。
誕生月で偶数奇数に分ければいいんじゃない?
それも一緒だったら・・・
3人だったら・・・・知らんがな。
1日まるまる自由のありがたさ
私は休みの日でも基本6:00起床です。
いまの時点では
仕事をしていないのですが
それでも、早起きは三文の徳派です。
一日丸ごと自由に使えると
心にゆとりができます。
ちゃんと掃除ができます。
掃除ができると掃除をするとは別問題です。
サラリーマン時代は
土日は2連休。
GWや振り替え休日、
夏休みや正月休みも有りましたが
連休という文字は抹消されました。
家で24時間介護をしている方からしたら
何を贅沢なって
思われるかもしれませんね。
ホームの看護士さんのお父様は
最終的には彼女の事を
忘れてしまったそうです。
それが一番切ないとも言っていましたが
そうやって忘れる方が
幸せな部分も有るかもしれないと
そんな話になりました。
話はちょっと戻りますが
母の認知を心配してというのも有りますが
さみしがってシクシク泣いたりするので
行かないわけにはいかんでしょう!