♛Queens lab.

生きることって楽しいを見つけることじゃない?

洋画 エルヴィス

飛行機のモニターの画像です

 

エルヴィス

ミュージシャンを扱った映画、

機内で見ることが多いです。

ボヘミアンラプソディー

(フレディー・マーキュリー)

名もなき者(ボブディラン)

そして今回はエルヴィス

 

機内で見るからいつも一歩出遅れています。

 

特別プレスリーのファン・・・と

言う訳ではないのですが

両親が1972年にたまたまハワイに行って

我が家ではなんだかんだハワイブームでした。

翌年1973年に

プレスリーのハワイ公演が有って

ハワイ=プレスリーの

図式になったという訳です。

 

彼は1977年に42歳の若さで逝去しました。

だからハワイ公演の頃はまだ30代。

10代の私からしてみると

ファンの方にはごめんなさいですが

ただの太ったおっさんにしか

見えなかった。

 

彼が腰をくねらせて踊る姿に

大人たちは卑猥だと眉をしかめたけれど

若い女性はその姿に熱狂した。

 

若い女の子たちが

涙を流して叫ぶ姿を見ると

私はそういうテンションの人ではないので

なんか不思議ではあります。

 

当時はネットも無く

MVも盛んじゃなかったと思う。

ステージ上の彼に

ファンがハンカチを渡すと

汗を拭いて返す…こういうのは

本人のそれじゃなく

物まねで見たような気がする。

 

晩年のエルヴィスは麻薬に溺れ

(精神安定剤説もあります)

家庭も崩壊し激太り。

どんなにステージを踏んでも

マネージャーに搾取され

もうボロボロだった。

 

この映画のエルヴィスは

シュッとしていてかっこよかった。

この時代の彼なら

素敵って思ったかもしれない。

キャデラックと豪邸

家計が苦しいエルビスの一家は

貧困層の黒人が多く住む

テネシー州メンフィスに移り住んだ。

そして彼はここで黒人の音楽に

魅了される。

 

いつか豪邸を建てて、

母にキャデラックをプレゼントするというのが

彼の口癖。

そしてそれは実現した。

 

でも、彼は幸せだったんだろうか?

 

彼を世に出したのは通称大佐と呼ばれる

敏腕マネージャーのトム・パーカー。

ただ、彼はエルヴィスサイドの

人間では無かった。

つまり彼にとってエルヴィスは

単なる金儲けの道具だった。

 

そして元大佐と言うのも名前も嘘。

エルヴィスに海外公演のオファーが有っても

それを拒否し続けたのは

彼が不法入国者で

パスポートを取れなかったから。

ギャンブル依存症でもあり

カジノの借金をチャラにする代わりに

ラスベガスのホテルで

エルヴィスのショーを行うという

裏契約をしていた。

 

時代と周りに翻弄された人生

もし時代が違っていたら

彼が黒人音楽を歌う

不届きな白人と言う評価も無く

腰をくねらせて踊る姿も

彼なりのパフォーマンスとして

受け入れられたかもしれない。

 

そして彼が世に出たのは

大佐の手腕だったかもしれないけれど

それは彼の人生を狂わせた

大きな要因でもあった。

 

人生の振り子は

ふり幅が大きいほど

高みに近づけるが

もどってきたときのマイナスも大きいという。

 

登り詰めた人には大きな幸せと裏腹に

大きな苦悩が

隣り合わせているのかもしれない。