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グッドドクター 名医の条件 2020年を予言するような#2 10,11

グッドドクター 名医の条件

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画像はU-NEXTより引用

2013年に韓国でヒットしたこのドラマは

2017年アメリカで、2018年日本で

リメイクされました。

 

韓国版も日本版も視聴していませんので

同じエピソードが有ったか否かわかりませんが

アメリカ版のシーズン2では

まさにいま世界で起きていることを

予言するようなエピソードが繰り広げられます。

 

ドラマの概要

自閉症でサヴァン症候群のショーン・マーフィーが

ドクターとして成長していく物語です。

 

【サヴァン症候群】Wikipediaより

知的障害 や 発達障害 等のある者の内、

特定分野に限って優れた能力を発揮する者の症状を指す。

 

院長グラスマンの肝いりで

カリフォルニア州の聖ボナベントゥラ病院に

研修医として迎え入れられたショーン。

自閉症という偏見や人とは違う言動や行動を懸念され

理事会や医師達からの風当たりは強かったものの

人並外れた医学知識や空間認識能力で

周囲から理解を得、

医師として信頼されてゆく。

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シーズン2 エピソード10・11は2020のパンデミック

いつもはネタバレ禁止ですが

今回はあまりにも、今の世界が置かれている状況を

予言するような内容だったので

あえてのネタバレでご紹介します。

 

ある日、ERに空港から2人の急病人が搬送されます。

重症だった男性はあっけなく死亡。

軽症だった女性の首に、死亡した男性と同じ発疹が。

2人は全く接触はなかったが同じ飛行機に乗っていた。

 

この時ERの女性外科医リムは

何らかの感染症であることにいち早く気づき

素早く的確な対応をする。

 

外部からの急患は満床を理由に他病院へまわし

外来が来ないように扉を封鎖。

空気感染の疑いが有ったため

ERをロックダウンする。

感染している疑いのある人が外部へ出ることで

スーパースプレッダーになることを防ぐため。

パニックが起こることも予想し

警備を従え万全の準備をしたうえで

お願いでも要請でもなく、それを宣言する。

 

力づくで外へ出ようとした男性を

あらかじめ用意していた鎮静剤?の注射で

眠らせたのも

想定していた対応のようだ。

 

もちろんドラマの世界では

全てがうまく機能しています。

 

当初空気感染と思われていたことが

二次感染で亡くなった救急隊員のマスクが破れていて

飛沫感染であることが判明し

感染したリム先生は

対応が早かったことで回復します。

 

ストーリーでは非常事態時の中、

限られた条件下での

手術や出産などの対応も描かれています。

共通する キーワード

マレーシアで発祥したウィルス

※現実は中国武漢

飛沫感染

PCR検査

抗ウイルス薬やステロイドを投与するが無効

※確実な治療法が見つかっていない。

エクモ(ECMO) 人工肺装置

※肺の機能を代行させる装置で

医療ドラマではよく耳にします。

ドラマの中ではリム先生の治療に使われました。

日本政府は現在製造メーカーであるテルモへの

製造増を依頼しています。

 

ドラマの中ではCDC(疾病管理予防センター)へ

連絡したものの

機内感染などの後日談もなく院内だけで

終息しています。

 

いつもだったら、単なる医療ドラマとして見ていたところですが

ニュースで聞くキーワードとリンクする部分が

あまりにも多く、予言のように感じてしまいました。

 

 

発祥国である中国。

そして、日本や欧米のとった行動を

簡単に擁護したり批判したりはできません。

それぞれの利害や思惑が有ったとしても

後手に回る部分が有ったとしても

今は世界が一丸となり見えない敵に立ち向かう時です。

そして、これを教訓に生かせれば

失われた沢山の尊い命も・・・・・。