これはあるブロガーさんのお話です。
ツイッター、インスタもやっていたので
SNSのスターとでもいうのでしょうか。
名前を言えば、ああそんな人いたねって
たぶん思い出すでしょう。
職業はタレント。
タレントって才能という意味ですが
日本の場合はメディアに出演している人の
総称でもあります。
歌手でも、俳優でも、芸人でもなく
なんだかよくわからないジャンルの人を
そう呼ぶこともあります。
彼女はそのよくわからない部類の人だと認識しています。
現役で活躍していたころのVを見たことがありますが
とにかくセンスが良くておしゃれ。
毎日、有名海外ブランドの服を着た姿を
インスタにアップ。
もちろん靴は、ルブタンやジミーチュウ。
※私の靴と一桁違います。
服はシャネルやエルメス。
バックはもちろん
ご唱和ください
バーキン!
有名人という事もあり、フォロワーも沢山。
いいね!の数も半端ない。
映えるお料理を(もちろん料理上手)乗せるのは
エルメスの食器(なぜかエルメスの記憶が鮮明)
※うちのお皿と二桁違う。
グラスはバカラ。
ブランドの食器と100均のお皿を
上手に合わせて使うって言っていました。
とにかく彼女のやることなすこと全てが注目されます。
それはそれで大変です。
毎日新しい何かを発信しなくてはいけない義務が
課せられてきます。
新しい何かというのは
目に見える新しい何かなので
素人ブロガーのように
いつも同じ食器、いつも同じ靴とはいきません。
ここから彼女の悲劇が始まります。
いつのまにかブラウン管から姿を消しました。
ちょっと特異な存在であったために
注目されていましたが
彼女もまたジャンルに所属しない意味でのタレント。
自分の能力を売るのではなく
虚構の素を見せるのが仕事。
それを維持するための収入を上回る支出。
そして、精神的にも落ちていったそうです。
※当時の自分を語ったVを見ました。
歩く動画をツイートしたり
そのYouTubeを作ったりすると
変なものは出せないって思います。
おしゃれに見せたい。
そこまではむしろ良いことです。
美意識の問題だから。
お出かけしたからSNSに載せる。
SNSに載せるためにお出かけする。
この辺ならさほど問題はありませんが
ついついそのために何かを買い足してしまう。
そうなると黄色信号がともります。
全てがSNSありきになるとちょっと怖いです。
この動画に関しては、投資はしていませんが
これを365日やっていて
バズっていたらそうなっていないとは
言い切れません。
こうやったら受けるかも。
そう思ったとき、SNSスターのことが頭をよぎります。
精神的にも物理的にも
SNSに持っていかれないようにしなきゃね。
内容は違うのですが、この曲の邦題は
ラジオスターの悲劇。
テレビの台頭で消え去ったラジオスターの悲劇。
悲劇というとこの曲が思い浮かびます。
Video Killed The Radio Star - The Buggles(日本語歌詞付き)
ここまで読んで、ん!最近どこかで聞いたなって
思った人も多いと思います。
私はタイトルを読んで愕然としました。
まさかのかぶり?
記事の内容は全く別物ですが
ブログ仲間のあとかさんが奇しくも同じテーマ。
まさかのソウルメイト?