♛Queens lab.

生きることって楽しいを見つけることじゃない?

アメリカドラマ(映画)に見る児童保護局

画像はpinterestより引用

虐待の基準

重い話になりますが・・・。

虐待と言って思いつくのは

暴力(言葉も含め)やネグレクト。

※ネグレクト

世話をする責任がある保護者が

無視やそれを怠ることで

育児を放棄すること。

 

お留守番も虐待

アメリカの法律では

州によっても違いますが

12歳以下の子どもだけを残して

外出すると

虐待とみなし逮捕されます。

車の中に残して用足しに行っても

同じ扱いになります。

 

旅行先でお昼寝している子供を残して

数軒先のコンビニに買い物に行っても

その対象になります。

勿論通報されればですが

日本人であっても例外ではありません。

 

虐待しようという意思が無く、

事故が起きたわけではなくても

火事になったら、

起きだして外に出たら、

そんな起こりうる危険回避を

未然に行っていなかったという事です。

 

SWAT出動も

重篤になる可能性があったので

医師が大きい病院を受診するよう勧め

それをしなかった親を医師が通報しました。

 

裁判所から令状を取ったSWATが

ドアを壊して突入したという事件が

アリゾナ州で実際に起こっています。

 

その時点で

熱を出していた子供は既に回復し

兄弟が感染症を起こしていたそうで

やりすぎだという批判も出ていますが

こんな大事になることもあります。

 

理不尽な判断

アメリカ映画やドラマを見ていると

理不尽な通報や判断で

子どもと引き離されたりする場面を

目にします。

 

チョコレートドーナッツ

ゲイのカップルが

知的障害のあるマルコを

養子に迎えようとするのですが・・

本当に切ないお話しです。


ER

ERの中の一つのエピソードで

記憶が曖昧ですが

難病の子どもの治療に

疑問を持った父親が

処方された薬を与えなかった。

 

それが命を脅かす行為として

医師により通報され、逮捕に至ります。

 

実は誤診で、その投薬を続けていたら

陥るだろう危険を結果的に

回避できたにもかかわらず。


シカゴファイア シーズン8

車いすの母と幼い息子の二人暮らし。

火事に遭い無事救出されますが

隣人が”あの女に子供なんか育てられない”と、

児童保護局に通報します。

 

障害者である彼女が

子育てなんかできないと主張し、

実際に子供は局の管理下に置かれます。

 

実は火事に遭った親子の家の木の根が

隣人の庭まで伸びていたというのが

事の発端。

障害があり、庭の手入れができないことに

腹を立てて

そんな理不尽な理由で通報します。

 

シカゴメッド

母親が自ら児童保護局に通報し

子どもを保護してもらう。

自分の力では病気の子供の医療費を

工面できないから。

引き離されることを承知で

命を守るための苦渋の決断です。

どちらが正解?

児童保護局に関しては

映画やドラマ等からえた情報がほとんどです。

 

飽くまでも子供の安全を守るという

大前提が有るものの

規則に縛られて

本末転倒になっている場合も有ります。

(ドラマで見る限りは)

 

そして保護された子供はどうなるか。

里子に出される場合が多い。

アメリカでは里子を育てることで

国から援助が受けられます。

 

虚構のストーリーの中では

それが目当てで引き取る場合が

多々あります。

 

日本の場合の現状も

ニュースで見る情報しか

わかりません。

 

勘違いで通報していいのか?

通報があったけれど

うわべだけを見て問題ないと

判断してしまうなど

まだまだ未熟かもしれません。

 

色々な制度では

厳しすぎたりゆるすぎたり

なかなかちょうどいい具合には

行かないようです。

規則に準じてもそこに心がなければ

血が通っていなければ意味がない。

 

少子化対策に関して

最近も話題が事欠きませんが

人数だけの問題なのでしょうか?

お金を配ればいいのでしょうか?

 

AIや機械化で無人化が進んでいます。

人口が少なくなれば

まんべんなく仕事がいきわたる。

人手が足りなければリストラも無くなる。

 

結局は、私たちの老後の糧である、

年金を払ってくれる稼ぎ手として

子どもがいなくなると困るのかな?

必要だけれど、なり手が少ない仕事は

ますます人手不足になるから困るのかな?

 

あちこちひびが入った器にからは

大切なものがこぼれ出てしまうかもしれません。

 

※日本とアメリカでは治安も違い

 留守を見てもらえるベビーシッターも

 高校生のバイトで対処できます。

 様々な事情や状況において

 お留守番の必要も生じると思います。