
パーカーのフードって被る?
フードが付いているのがパーカーで
フードが無いとトレーナーになる。
ほとんど同じなのに
フードがアクセントになって
オシャレっぽい感じがしなくもない。
だけどフードっていつ被る?
寒い時にパーカー着てるけど
ニット帽をかぶってる人って
結構多いよね。
このパーカーのフードを取った
カナダ、バンクーバーで買ったパーカー。
色と柄がツボで買いましたが
生地がしっかりしていて
首の後ろがすっきりしないので
思い切ってリメイクしました。
当時のレート 1C$=¥102

バンクーバー ギャスタウン(ガスタウン)行き方 - ♛Queens lab.
縫製具合によっては大変かも
基本的にはノーカラーの襟ぐりに
フードを縫い付けた作りなので
その糸をほどけば外れます。
このパーカーはフードと身頃を合わせて縫い、
縫代の端を一緒にロックしてありました。

ハサミで切ると生地を切りそうなので
リッパーで糸を切る方が安全です。
縫い合わせている糸を切っても
ロックミシンの部分が有るので
パカッとは外れませんが
ロックの糸らしきものを引っ張ったら
上手く外れました。

ロックミシンって使ったことが
有りませんが
引っ張るとほどける糸と
ほどけない糸が有るそうです。
後身頃の襟ぐりには伸び止めの
テープがついていたので
襟ぐりと合わせて縫いました。
前身頃の襟ぐりは
そのままステッチをかけても
いいのですが
縫代が5㎜も無かったので
裏側にバイヤステープを縫い付けます。
トレーナーよりは襟ぐりが
広いと思いますが
試着して確認してください。
首回りが小さめの場合は
伸ばして着ることになるので
伸縮性がある糸じゃないと
難しいです。
前襟ぐりの両端、斜めの部分は
バイヤスになっているので伸びやすいです。
この部分は伸びないようにしたいので
引っ張らないようにテープを縫い付けますが
首周りのゆとりがない場合は
伸ばし気味に縫い付けた方が
いいかもしれません。

バイヤステープと書きましたが
このパーカーは紐がロープではなく
織ったテープ状になっていたので
バイヤステープ代わりに使えました。
外したフード部分でテープを作っても
いいと思います。
襟ぐりに合わせて縫っただけでは
表に開いてしまうので
後ろの伸び止めテープのステッチに合わせ
テープが開かないように
ステッチをかけます。
襟ぐりが小さかったり
素材的に伸びにくい時は
ニット用の伸縮性がある糸が
いいと思います。

このトレーナーの素材は
よくある裏がリング状ではなく
あまり伸縮性が無い生地だったので
黒のカタン糸で縫いました。
ミシンでステッチしてもいいですが
出してきて糸調整などの
下準備をしているうちにできちゃうので
手縫いにしました。

トレーナー+デニム=THE少年
このパーカーの場合は
ちょっと横長の襟ぐりなので
お姉さんぽい感じになります。
フードを外さずに
2cmくらい残して切り取り
その部分を内側に折込んで
見返しのようにして
ステッチをかけてもいいと思います。
どんな作りになっているかで
やり方は変わってくると思います。
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