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生きることって楽しいを見つけることじゃない?

ロスト・イン・マンハッタン(洋画)人生をもう一度 好みが分かれる映画です

ロスト・イン・マンハッタン

AmazonPrimevideo字幕版で

2025年11月視聴

2時間1分

原題 TIME OUT OF MIND

(はるか昔・遠い過去)

リチャードギア、こ汚いおっさん

清掃請負業者と思しき男たち

部屋に残ったものを廃棄するため

片づけ始める。

 

バスタブには…死体?じゃなかった。

気持ちよく寝ているしょぼくれたおっさん。

プリティーウーマンの彼とは別物。

 

業者は早く出ていくように促すが

ここは女友達の家だと言ったと思ったら

僕の家だ!と。

財布はどこだ?電話番号のメモは?

 

ここで考察するのは

本当に友達の家か自分の家かということ。

福祉関係者との面談で

時々記憶が飛ぶと言っていた。

もしかしたら本当にここに住んでいたのかも。

正業もなく家賃も滞って

追い出されたのかもしれない。

 

バスタブで寝ていたには

空き家に忍び込んだのか?

 

しぶしぶ荷物をもって

とりあえずは出ていくが

夜に再び舞い戻る。

 

建物の2つ目の扉は

ロックされている。

手あたり次第部屋番号のボタンを押したら

誰かがロックを解除してくれた。

 

だけど翌朝やっぱり追い出され

その夜は路上のベンチで寝ることに。

 

NYの冬は寒い。

地下鉄に乗ってどこかに移動。

コーヒーを買って路上で飲む。

通じないけどどこかに電話。

少しはお金があるようです。

 

店の前で電話をしていた男性に

金髪の店員(マギー)に

渡してくれと言って写真を手渡す。

 

ここまで何が起きるか想像できなかったけど

やっと話が動きそう。

 

私はほかのホームレスとは違う

救急外来の待合室で寒さをしのぐ。

親切な看護士が

炊き出しのことを教えてくれる。

もう少しここにいても大丈夫よって。

 

私は女性を大切にする。

女性には親切にしてもらったから。

他のホームレスと違い清潔にしている。

・・・って泊めてほしい旨を

遠回しに言われてもね。

 

彼の金策は命がけ

アメリカでは路上での飲酒は

禁止です。

紙袋に入れて見えなければ構わない。

構わないわけじゃないけど

大目に見ますってことなのか?

 

最初のうちは酒瓶を袋に入れて飲んでたけど、

もうそんなのお構いなしで

堂々と瓶を出して飲みだす。

 

でもホームレスだからお金がない。

寒空に着ているコートを売ってしまう。

いくら清潔にしているからって

そんなコートを買ってくれる店があるのが

不思議です。

そんなコートを店でまた売る。

それも不思議。

そしてそのお金で缶ビールを買う。

 

余計寒くなるでしょう?

カバンの中からシャツを出して着こむ。

彼にとってはカバンだけれど

世間でいうところの黒いビニール袋。

 

彼はバカではないようです。

教会で「上着を探してる」って言うと

忘れ物なのか寄付なのか

その辺はわからないけれど

別のコートを手に入れる。

 

暖をとる場所を探して移動

病院の待合室は格好の場所だけど

男性の看護師に見つかって

追い払われる。

外は氷点下にはなっていない。

30番街にホームレスの施設がある、

警察は呼びたくない。

彼はしぶしぶ立ち去るしかない。

 

ホームレス施設に行ってみた

上着やベルトや荷物をトレーに入れ

空港のセキュリティー検査のように

金属探知機を通し健康診断の後

面談があって審査が通れば

寝泊まりすることができる。

 

色々聞かれる。

直近に住んでいた場所、

そこには戻れないのか?

家族はいないのか?

家族がいても引き取ってくれなければ

施設で暮らすことはできる。

いろいろ質問するのは

精神疾患がないかを調べるため。

職歴も聞かれる。

 

彼にしてみれば泊めてくれて

食事を出してくれればそれでいい。

だけど、税金で運営している以上

そう簡単には行かない。

 

うんざりするほどの質問を浴び

やっと部屋をあてがわれた。

といってもいくつものベッドと

私物用のグレーのキャビネットが

並んだ部屋で、眠る。

外よりはましだけどね。

 

彼の金策2

教会でもらったコートを

またもや古着屋に売りに行く。

そしてまたもやビールを買う。

 

さすがに施設じゃお酒は出ない。

食べ物持ち込み禁止の場合もある。

 

次の施設へ

施設でトラブルを起こすと

別の施設に送られる。

説明はなかったけど

彼は別の施設にやってきた。

ベッドの上とキャビネットの幅分だけが

パーソナルスペース。

 

何らかの需給を受けるためには

身分証明が必要。

身分証明書は持っていない。

社会保障番号を覚えていない。

社会保障番号の再発行には出生証明書が必要。

運転免許証でもいい。

国が発行する写真付きIDでも

パスポートでも。

住所が書かれた光熱費の請求書でも。

出生証明書の再発行にはお金がかかる。

 

ホームレスの人たちは

たいていそんなもん持っていない。

 

ジョージ

家庭を顧みす好き勝手に暮らしていた。

妻が亡くなっても子供の面倒は見ない。

12歳のマギーは祖母によって育てられた。

 

ホームレスのシェルターで知り合った男が

自分はジャズピアニストだったって

自慢げに言う。

トイレを使わせてくれたビーガンの店には

調律していないピアノが。

 

音の狂っているピアノなんか弾けない。

男はそんな風に言ったけど、

ジョージは独りでその店を訪れ

ピアノを弾く。

もしかして彼はミュージシャンだったのか?

家庭を顧みなかったのも

ミュージシャンとして生きていたからなのか?

 

奇しくもマギーの彼氏は

ミュージシャンでツアーに出ていく。

 

あとから考察を巡らせる映画

批評家からは好意的に評価されているらしい。

平均点は10点満点で6.9点。

この映画の鑑賞には

忍耐が求められるが、

そこには高尚な製作意図と

リチャード・ギアの熱演があることは

否定しがたい。

Wikipediaにはこんな風に書いてありました。

 

本当に忍耐が必要です。長いです。

途中でやめようかと思った。

はらはらもドキドキも、感動もしない。

ここから何を読み取ればいいのか?

 

出来事が与えられない分

その裏にあるなにかは

見た人が探すということ?

 

彼が地下鉄に乗って

娘マギーに会いに行く途中

タクシーに乗り込むミュージシャンの彼氏を

マギーが見送るシーンを遠くから見ている。

もしジョージがミュージシャンだったなら

自分の姿と重ね合わせていたのかもしれない。

 

隣のベッドのミュージシャンだったという男は

ある朝どこかに行ってしまう。

彼は実在しなくて

それはジョージの事なのか。