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生きることって楽しいを見つけることじゃない?

洋画 ムーンライズ・キングダム

映画.com

ムーンライズ・キングダム

原題も同じMoonrise kingdom

直訳すると夜明けの王国。

2024/6 Hulu吹替版で視聴

1時間33分

 

私は監督ベースで映画を見ることは

ほとんどないけれど

最近ようやくその監督らしさに魅かれて

別の作品を見たいと思うようになった。

 

ウェス・アンダーソン

彼の作品は2つ紹介していますが

私の中ではどちらもストーリーより

映像に魅かれた部分が多い作品です。

他の映画が気になって探したのが

ムーンライズ・キングダム。

ポスターの画像は全体の差し色になっている赤の

配置と分量が絶妙です。

 

もう一つ気になったのがこの画像。

使用しているのはオレンジ・ブルー・白の3色。

シンメトリーな画像。

そしてバックの雲だけが

視線の誘導に合わせて左から右へ

斜めのラインを描いている。

まさに計算しつくされています。

※ワンピースはオレンジ色に見えますが

アップになると細かいギンガムチェックです。

これが監督の指示なのか

美術監督のアイディアなのか

すごく気になります。

オープニングのハサミ 絵 カバン

最初に映るのは、

廊下の壁にかけられたこの3点。

絵はわかります。

カバンは不自然ですが

ハサミはもっと不自然です。

何かしらの意味が有る筈です。

キャンプ・アイヴァンホー

舞台は1965年

ニューペンザンス島。

ストーリーテラーのおじさまが

場所の説明をしますが

全身が写った時の

彼の手袋をお見逃しなく。おしゃれです。

 

キャンプと言うと

テントを張って・・・を思い浮かべますが

本来は広場、練兵場、駐屯地などをさします。

 

どうやらこのキャンプ、隊長以外は全員子供で

カーキスカウト(ボーイスカウト的なもの)に

属しています。

 

ある日サム・シャカスキーという少年が

書き置きを残して脱走?します。

12歳。

隊長率いるカーキスカウトは

日ごろの訓練の成果を見せるべく

彼の捜索に出かけます。

 

それまでサムがどんな少年なのか

観客はいろいろ想像すると思いますが

想像を裏切り、

好感度のある少年でした。

 

サムは島に住む少女スージーと

駆け落ち。

でもハッピーな時間はあっという間で

すぐに見つかってしまうのですが・・・

小さな恋のメロディー

1971年に公開されたイギリスの映画。

私が高校生の頃(見てませんが)話題に。

その中で流れるビージーズの

メロディーフェアーもヒットしました。

聞いたことが有るかもしれません。

 

その映画とテイストは違いますが

ふと思い出しました。

3日後の嵐

オープニングでストーリーテラーのおじさまが

3日後に嵐が来て・・・と語ります。

で、って思いますが

ストーリーの後半でその意味が解ります。

 

エンドロールまでが本編

顔が出てこない裏方に敬意を表して

こんな風に言うことが有りますが

特別な仕掛けがある場合も有ります。

是非、最後まで見てください。

ムーンライズ・キングダム

このタイトルは二人がつけた入江の名前。

本当の名前は

3,25海里潮流江(この字でいいのか?)

響きがよくないからというのがその理由。

 

ウェス・アンダーソン監督は

こんな子供時代を過ごせたらという

願望を込めたと語っているそうです。

 

現実では問題児というレッテルを貼られ

居心地の悪い少年少女期を

過ごすことになるのでしょう。

それはその先の人生にも

大きくかかわってくる。

 

音楽に例えると

同じ旋律を短調にアレンジするか

長調にアレンジするかの違いのように思います。

 

このアレンジがどうなったか?

嵐の後の日常のシーンで

その答えがわかります。