オートミールだけで完結したい
オートミールと小麦粉の大きな違い。
グルテンの有無です。
これがあるからもちもちとした触感や弾力が生まれます。
そして、発酵生地が膨らむのもそのおかげ。
つまり、パンみたいなものを
グルテンを含まないオートミールだけで作ろうという発想に
無理があります。
実はオートミールだけでパン作りにトライしました。
手順はパンの作り方を参考にして
小麦粉の部分を置き換えました。
途中の写真もたくさん撮りましたが
未だ投稿する踏ん切りがつかないまま
今に至るということは
そんな感じの出来だということです。
パンがダメなのにナンを作る
うまくいかなかったのは発酵の手順もあったと思います。
うちのオーブンレンジには発酵機能が無いので
それが無くてもできるレシピを検索して
試してみましたが
発酵前後で大きさほぼ変わらないんですけど・・・な状態。
救世主登場
ブロ友のりんごちゃんがTwitterにあげていたナン！
食いしん坊の私がコメントを書かないわけがない。
そうしたら記事にしてくれました。
イーストを使いますがそれが簡単で
オートミール魂に(そんなのある？)火がつきました。
リンゴちゃんといっても
10代ではありません。
私のイメージの中でこの名前はちゃん付けが似合うとか
勝手に思っているので
今回はちゃん付けさせていただいております。
レシピ
正統派のナンを作りたい場合はこちらのレシピからどうぞ。
オートミールで試してみたい場合はこちらからどうぞ。
今回はお試しなので半分の量で作ってみました。
サイズは私の足くらいの大きさが二枚です。
食べ物を足に例えるなんてどうかと思うよね。
【材料】
強力粉 ７５ｇ（６）
オートミール ２５ｇ（3.5）※１
バター（マーガリン）５ℊ(1/2）
ドライイースト ３ℊ（※２）
塩 1.5ℊ（ひとつまみ）
砂糖 １５ℊ（１と1/4）※３
牛乳 １２０ℊ（4.5）
グラムはオリジナルの1/2です。
（）は大匙で計った場合の分量です。
これならキッチンスケールが無くてもできます。
っていうかドライイーストが有る家庭、
強力粉が有る家庭にはたいてい秤はあります。
計るのが面倒な（私みたいな）方は
大匙でザックリ計量してください。
※１オートミールは粉っぽいタイプを使用
※２ドライイーストは丁度3ℊ入りだったので
大さじの分量を量り忘れました。
※３甘めな仕上がりなので少し控えようと思いましたが
当分は酵母のえさになるために必要なので
この分量は妥当かもしれません。
下線部分は2021.11.7追記
もしこの際奮発して買おうという方は
これがおすすめ。
容器を乗せて”入”スイッチを押すと
0になるので引き算が苦手な方でもｏｋです。
って、今どきはこの機能普通かな？
【手順】
牛乳＋バター（マーガリン）→電子レンジで10秒
オリジナルのレシピでは
600Ｗで50秒でしたが
量が半分なのでとりあえず10秒にしました。
人肌くらいの温度が目安なので、
指を突っ込んでみたらちょうどよかったので。
ドライイーストを加えます
牛乳が熱すぎると
イースト菌が死んでしまうので
ここ大事です。
砂糖、塩を加える
ミックスした粉に上記を加える
オリジナルのレシピでは
液に半分の粉を加え
なじんだら残りも加える手順でしたが
勘違って逆にやってしまいました。
問題なし！
濡らしたキッチンペーパーをかぶせてレンチン
オリジナルでは300ｗで40秒ですが
うちのレンジはその切り替えができないので
500ｗ（たぶん）で30秒
そのままレンジ内で15分放置。
見て！見て！ちゃんと膨らんでいるでしょう？
これって発酵が上手くいったって事だよね。
ここまでくればもう安心！
打ち粉をして伸ばす
粘り気のある強力粉と
粘り気の無いオートミールのミックスなので
麺棒で伸ばすのも簡単でした。
打ち粉がついたままなので焦げっぽく黒くなりましたが
窯で焼いたみたいで、手作り感満載の良い感じ（だと思う）
そういえばナンって膨らんでますよね。
一枚は伸ばしたものを2つ折りにして再度伸ばしました。
部分的にポケット状なっています。
カレーは、ひき肉を使ったもの。
ナンってどんな付け合わせがいいのかな？
カレーだけじゃなくちょっとしたもの、
ピクルスとかそんなのも合うんじゃないでしょうか？
余談ですが
ドライイーストもですが
強力粉を買って残りはどうするって思っていませんか？
日本では普通小麦粉と言うと薄力粉の事ですが
欧米ではフラワー（英語で小麦粉の事）と言えば
強力粉の事です（と、何かで読んだ）
ムニエルなどに使えば
薄力粉よパリッ！サクッ！とできます。
（と書いてあった）
顕著な違いは判りませんでしたが
普通の小麦粉のように使っても大丈夫です。
SUMMARIES
発酵機能が無いレンジの場合は
湯煎にしたり余熱を利用したりで
その加減も難しいですが
このレシピだと、簡単で、でもちゃんとできます。
りんごちゃん！ありがとう。
これを応用すれば
パンやピザも作れそう。
ワクワクすっどー！って言うのかな？こんな時。
