紙バンドとは
元々はクラフト材でつくられた
帯状の梱包材料で日本で開発されました。
結束バンドははPP素材が主流ですが
ハンドクラフト材料として
色々なカラーや種類が
販売されています。
かごバッグを始めたきっかけ
PTAの後輩役員メンバーに
紙バンドの講師（ボランティア）がいて
他のメンバーからの習いたいとの要望で
空き教室を使わせていただいて
習ったのがきっかけ。
紙バンドのかごバッグ自体は
以前から知っていましたが
民芸風な和テイストが多くて
なんだかなーって思っていました。
・・・と言いつつどっぷり
はまってしまいました。
ネットでも編み方を見ることができますが
最初、直接教えてもらったのが
とっても参考になったので
手芸店のワークショップなどに
参加してみるのも、いいと思います。
３つの編み方しかできません
①輪編み
一番最初に覚えました。
格子状の編み方。
②追いかけ編み
ツル・藤などのかごによくある編み方
③石畳編み（四つ畳編み）
ちょっと複雑で慣れるまでちょっと混乱。
普通のかごの３倍くらい紙バンドを
使いますが
その分頑丈でもあります。
技術じゃないよセンスだよ
決して自慢ではありません。
例えるなら歌が下手なアイドルは
衣装と可愛さで勝負みたいなこと。
作品のなかからオリジナルで作った、
デザインで勝負できるものを紹介します。
ファーで冬バージョン
かごバッグは夏だけじゃない！
取り外しでオールシーズンって
思ったのですが
ずれてしまうので縫い付けました。
上に広がるデザインですが
縦紐を広げながら編んでいます。
左は１本ハンドルにしましたが
途中の編み方が下手な部分に
グログランリボンを貼り付けて
胡麻化しています。
既製品のハンドル＋ワッペン
紙バンドは仕上げにニスなどを塗りますが
どうしても手汗でちょっとヨレたり。
※仕上げにシャワーや霧を吹いて
ちょっと締めるので
多少の雨は大丈夫ですが
土砂降りの日はやめましょう。
左側のハンドルは円形のプラスチック製。
それだけではちょっと寂しいので
黒・紫・銀糸を使ったワッペンを貼りました。
偶然セールで見つけましたが
色味がぴったり。
右側はフェイクレザーのハンドル。
左側と同じく上に広がる形ですが
引き返し編みで中央を高くしています。
買ったけどずっと使い道が無かった、
イニシャルのワッペンを。
縫い付けてもグルーガンでもOKです。
アクセントアイテム
モニターではどうでしょう。
左はビリジアン（深緑）。
ナチュラルキッチンで購入した、
フェイクの木の実をつけました。
服にこすれるので外側だけ。
編み目が変に写っていますが
モアレでこんな風に。
右はナチュラルカラー。
口広で中が見えるので
鍋敷きみたいな円形のふたが
ついています。
持ち手にバンダナを巻き付け
アクセントのワッペンは
クロスステッチのフランス国旗。
刺繍のパネル
ごくシンプルな四角いかごバッグ。
同じ加減で編まないと
広がったり、すぼまったり。
コツは通販などの段ボール箱を使う事。
丁度いいサイズのが有ったら
それを中に入れて編んでいきます。
刺繍が苦手なら
プリント生地を貼ってもかわいい。
右側はメリーさんの羊がテーマ。
Merry had a little lambと羊の刺繍。
内側にはサンプラー風の覆い布を。
イニシャルのMを赤字にしました。
石畳編み
頑丈な分ごつさも有るので
ガーリーに仕上げました。
ハンドルの付け根に
グログランのリボンを。
ぴったりの色が見つかってよかった。
フェルトの土台に
パールビーズで作ったワッペンを
あえて片側に寄せて。
紙バンドに限らずハンドメイドは
上達するまでに
ある程度の時間と練習が必要です。
そこを乗り越えられるかが
勝負どころです。
高みを目指すのもいいのですが
簡単な技術でもアイディア次第で
素敵な作品が作れます。
動画はこちらから
紙バンドはこちらのサイトで
購入していました。
（頼まれていないのに宣伝）
色味本帳や関連商品もあり
巻きの長さも何種類かあります。
