岩の教会 Temppeliaukion kirkko
岩をくりぬいて造られている教会。
これは興味をそそります。
ヨーロッパでは多くの教会を目にしますが
こういうのは珍しいと思います。
教会見飽きたわ~という方も是非。
上部側面はガラス張りになっていて
自然光の明るさを取り込んでいます。
岩盤がそのまま使われている内壁は
音響効果に優れていて、
コンサートホールにも利用されています。
この壁面の岩盤を残すのは
当初の予定には有りませんでしたが
音楽家の助言により
音響効果を考えて
あえてむき出しのままにしたそうです。
教会内には荘厳なパイプオルガンの曲が
が流れています。
本当に癒される空間です。
この教会には鐘が有りませんが
作曲家によって録音された鐘の音が
スピーカーから流れるそうです。
時間がわかればそれに合わせて行くのも
良いかもしれません。
岩の表面の模様は
氷河期に削られてできたそうですが
どれがどれやらわかりません。
Wikipediaでは年間50万人もの人が
訪れるとのこと。
500,000÷365÷7(営業時間)=195/h
1時間に200 人近い来訪者。
図書館で借りたガイド本にも
混みあうので早い時間にと
書いてありました。
長蛇の列ができていたという
レビューも読みました。
私が行ったのは4/22月曜日。
平日だったからか、
雪という天候のせいか
ここに居たのは10人くらいだったと思います。
ガイド本や個人のブログの情報でも
必ずしもその通りだとは限りません。
HPにはこのような注意書きが有ります。
行く前に確認をお勧めします。
洗礼、奉献、ミサ、献身、その他の
教区のイベントやコンサートが開催されます。
結婚式と洗礼式は土曜日と日曜日に
開催されます。
日曜日の朝、午前 10 時に
テンペリアウキオでフィンランド語の
ミサが開催されます。
所要時間は約 1 時間半。
ミサは静寂を保つためのもので、
教会堂内を移動したり、
写真を撮ったりすることは禁止されています。
1時間半じっと我慢できるなら
ミサを体験するのもいいでしょう。
天井が高いです。
上空から見るとこんならしいです
行き方
ヘルシンキ中央駅から2番のトラム
Messukeskus via Kamppi 行
Rautatieasema(鉄道駅)
Simonsgatan
Kampen (M)
Hanken
Sampogatan (下車)
※帰りの乗り場は降車場所の斜向かい
トラムを降りたら
来た方向へ戻る感じで
最初の角を左折。
正面にちょっとした丘が有ります。
ここは登りません。
※グーグルマップの画像
歩道に沿って向かって右へ回り込み
道なりに坂を上って行きます。
雰囲気は有るのですが
こっちでいいのかなって思った辺りで
こんな入り口が有ります。
トラムの停留所は間隔が短いので
ヘルシンキ駅から徒歩で行くことも可能です。
神様ごめんなさい
この教会は入場料が必要です。
しかしながら無料で入れてしまいました。
この件については
これが正解なのかわからないので
詳細は割愛いたします。
公式ページはこちらから