♛Queens lab.

生きることって楽しいを見つけることじゃない?

シャロウ・グレイブ(洋画)題名の意味(浅い墓穴)はあとでわかる

シャロウ・グレイブ

Amazonprimevideoで字幕版で

2025年9月視聴

1時間32分

イギリス映画

現代 Shallow Grave

直訳すると浅い墓

 

見終わった後原題の意味を知って

どーゆー事?って思いましたが。

だからもっと深く掘れって言ったじゃないか

このセリフの事だったんです。

これは誰にでも起こりうることだ

冒頭のそんな台詞から始まりますが

こんなこと決して起こりません。

 

新聞記者のアレックス

医者のジュリエット

会計士のデビッドは

3人でルームシェアしていた。

 

3人とも結構稼いでいるのでしょう、

オシャレなアパートメントです。

3人とも自分たちは色々な意味で

レベルが高い人間だと

思い込んでいる節があります。

 

もうひとり同居人をと

面接を始めますが

彼らの質問はちょと的外れというか
応募者を見下してバカにしています。

あなたたちより高級な人間なのよと

言わんばかりの態度で。


この3人、仲がいいのか悪いのか?

仲がいいから同居しているのだろうけど
言いたいことを好き勝手に言える仲というのとは

なんかちょっと違う。

 

新しい同居人

作家と名乗るヒューゴを面接し

ルームシェアの仲間に加える。

彼の人柄がどうのより

選んだ理由を想像するに

作家という職業が

気に入ったからじゃないのかな。

 

ヒューゴは2つのスーツケースを持って

やってきたが

部屋に入ったっきり出てこない。

 

彼は自室のベッドの上で
それも全裸で死んでいた。

この先、回顧的な場面で登場するかもしれないが
こんな格好をさらして
ここで出番が終わりなんて悲しいよね。

 

脱線しましたが
こういう事態の時ほとんどの人は
救急なり警察なりに電話をしますが

映画やドラマの世界では

それを躊躇することが多々あります。

 

それだけの理由があるからですが

今回通報しなかったのは

彼が持ってきたスーツケースの中身が
○○だったからです。

 

目の前には死体があるのだから

警察に届けるなら早いほうがいい。

だけど1日くらいなら
出かけたと思ってたとか

どうにでもいいわけが立つ。

でも彼らは言い逃れできない時間を過ごしてしまい
通報以外の手段をとることにする。

 

通報以外の手段

ヒューゴの鞄に入っていたのは大金で

3人が通報しなかったのも

このままネコババしちゃえって

思ったから。

 

通報以外の手段も映画でよく見るシーンだけど
現実にそう簡単にできるとは思えない。
でもこれは映画だからできちゃうのよね。
彼らはきっと思ってる。
あの時警察に連絡していればって。

 

実は大金を目にして

一度はもらっちゃおうと思いましたがって

3日目に通報したって

怒られるかもしれないけれど

大した罪にはならないはず。

 

3人は知らないけれど

実はこれ、ヤバいお金みたい。

 

悪事の共有は友情を深めるのか

友達を信じてる。
友達は必要だ。
だけどもしある日信じられなくなったら
どうする?
ラストはそんなモノローグで幕を閉じる。

 

生真面目な会計士のデビッドは

だんだん様子がおかしくなってくる。

なぜ3等分しないのかって思うけど

みんな自分だけのものにしようとする。

 

ラストは三者三様の結末を迎える。

ひとりは命を落とし

ひとりは地団太を踏み

そしてひとりはほくそ笑む。