
シャイニー・シュリンプス
Amazonprimevideo字幕版で
2025年9月視聴
1時間53分
フランス映画
原題 Les crevettes pailletees
訳 きらきらの海老
実在の水球チームがモデルで
監督も一員だそうです。
世界にはばたけ!という副題から
スポーツ映画と思いきや
フランス発のスポーツコメディー。
ちなみに、1作目は愉快で愛しい仲間たち
オープニンングは髭をたくわえた、
お姉さん方のダンス。
もう怪しさしかない。
チーム名はシャイニー・シュリンプス
水球チームなので海老はわかる。
シャイニーはお祭りっぽいからだって。
チームジャンパーの背中には
キラキラ輝くスパンコールの海老が。
このチーム実はゲイの水球チームです。
なにかと面倒くさいチームをまとめるのは
反ゲイ発言の罰として
コーチに就任した元オリンピック選手の
マチアス。
ゲイかゲイじゃないか
チームに新しく加入したセリームは
合流した機内のチームを見てドン引きする。
降りようとする彼は
プロになりたくないか?
国際舞台に出るチャンスだ!
そんなマチアスの言葉に
しぶしぶ席につく。
チームの仲間たちは
セリームはゲイだと確信する。
イルカはソナーで
車はレーダーで
ゲイはゲイダー(ダジャレです)で
わかるんだって。
行き先は東京
LGBTQのオリンピックゲイゲームスは
4年に1度開催され、今回の舞台は東京。
でも東京は出てきません。
ラストの場面では
観客も写りますが
絶対東京で撮影していない。
・・・と思う。
節約のためオルリー空港を飛び立ち
一旦ロシアの空港で乗り継ぐ。
出発まで32分‥‥ってそんな無茶な!
違う!安い航空券だったから
出発まで24時間32分・・・って
それも無茶な!
コメディだから許します
丸1日空港にいるわけにもいかないので
一旦ホテルに。
突っ込み①ホテル予約してたんだ。
だったら乗り継ぎ時間把握しているはず。
ホテルのプールで軽く練習。
突っ込み②ホテルに水球用の
室内プールが普通有るか?
ちょっと誇張のお国柄
ゲイに厳しい国を
調べてみました。
極刑を科す国(法が有効)
イラン
サウジアラビア
イエメン
スーダン
ソマリア
ナイジェリア(北部)
極刑を科す可能性がある(法が適用されていない)
パキスタン
アフガニスタン
カタール
アラブ首長国連邦
モーリタニア
ブルネイ
同性愛自体は合法であるが、
公に表現することを罰する法律がある国
ロシア
ジョージア
ベラルーシ
カザフスタン
キルギス
中国
インドネシア
リトアニア
パラグアイ
ゲイのカップルが
街中でいちゃついていても
逮捕されることも有るようで
外国人と言えども例外ではない。
欧米は寛容なイメージが有りますが
それでもヘイトクライムは有り
事件に発展することも。
バスでホテルに向かう途中
街頭の画面に映し出された政治家は
この国にゲイはいない。
同性婚を認めたら
次は親や弟と結婚するって言いだすと
なかなかの発言。
現実はどうかわかりませんが・・・
だからおとなしくしとかなきゃ
海外遠征や合宿先では
トラブルや事故を避けるため
外出禁止の場合もあるけれど、
ゲイのマッチングアプリで
こっそり出かけちゃったふたり。
ゲイ狩の罠は
上手くかわせたけれど
路チューを見つかって
警察に逮捕され
ゲイの収容所に収監されちゃう。
刑務所ではないけれど
軟禁され、考えを改めさせられる。
彼らの運命はいかに
収容所に入れられた3人を救うため
残りのメンバーたちが奔走する。
ここはちょっとハラハラするところ。
ゲイに寛容なフランスでも
田舎出身のセリームは
肩身の狭い思いをし
自分を恥て、できれば普通になりたいと。
だけど彼らの仲間を思う気持ちに
そんな自分を受け入れようと思う。
前編の愉快で~を見ていないので
時々話題になるジャンが
気になっていましたが
亡くなった仲間の事でした。
おふざけり、ドタバタあり
ドキドキあり。
感動・・・どうかな?