自分を知ることは大事です
人間には無限の可能性がある・・・かも知れないけれど、
段々年を重ねるごとに
その可能性が少なくなってゆく気がする。
悲しいけれどそれが現実。
そして、自分の限界や
自分の能力を思い知らされる。
これも現実。
自分を知ることは大事なことです。
でも自分のことを一番知らないのは
自分なのかもしれない。
周りからの評価や
他人から言われたことを
自分の姿だと思い込んでいませんか?
自分が思い知らされ信じている姿は
自分が思い込んで信じている姿かもしれない。
本当の自分じゃないかもしれない。
あるとき何かふとしたきっかけで
本当の自分に出会う時が来ます。
それは潜在意識に有ったものが
突出しただけかもしれませんが
改めて、自分を知ることになる。
うぬぼれ鏡
上等な鏡は美人に映るって
聞いたことが有りませんか?
ガラスのクオリティーが高い鏡。
1点が10点にはなりませんが
2~3割は女っぷりが上がって映るらしい。
私が住んでいるのは昭和のマンション。
洗面所の鏡は
デザイナーズマンションにあるような
おっしゃれ~なのではなく
有りがちなボックス型で
鏡の扉を開けるとちょっとした収納になっています。
鏡のクオリティーは、大したことはないはず。
その鏡が、なんだか良いんです。
どんな風にいいかと言うと
うぬぼれ鏡なんです。
どうせ薄暗いんでしょう?
洗面所が暗いのが嫌なので
100Wです(LEDじゃないですよ昭和だから)
洗面所は一日に何回も行きますよね。
その度に、鏡に目が行く。
自分でいうのもアレですが
これが結構いい感じにアレなんですよ。
ついつい勘違いさせてくれる鏡です。
他の場所で鏡を見ると
え~!私ってこんなだった?
もっとイケてるんちゃいますの?
うん!この鏡がポンコツなだけ。
うぬぼれ鏡に映った姿、
それが、ホントの私よね。
身の程を知ることも大事かもしれませんが
思い込みの勘違いも
自分を高める要素かもしれません。
うぬぼれ過ぎも鼻持ちならないですが
自分を過少評価する必要はないですよ。
自分が身を置く中で
過小評価されるか
過大評価されるか
実はそれってとても大事。
鳥が羽を広げて自分を大きく見せて
威嚇するように
自分を大きく見せることで
評価をあげることもできる。
過大評価されることで自信がついてくる。
自信をつけるためには
うぬぼれ鏡が役に立つ。
何でもできる気がする。
何でもやってみたくなる。
自分の未来が全部見えたような気がしたその時には、
確かにドアは1つしかなかった。
無限とは言わないけれど
今は、目の前に幾つものドアが見えます。
あなたにも、どこかにうぬぼれ鏡が有りますよ。
探してみて!