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海外ドラマ 刑事ヴァランダー

 

刑事ヴァランダー

BBCのドラマ

AmazonPrime字幕版で視聴

制作はBBC

舞台はスエーデン。

原作がスエーデンの作家の小説です。

2023年3月視聴

無料で見られるのはシーズン2から。

 

新米刑事ヴァランダーというシリーズも

有りますがこちらもDVDの販売だけです。

 

舞台がどこだかわからない

BBC制作だからイギリスだって思っちゃいます。

天気もどんよりしていて

イギリスっぽいな~。

で、英語で喋ってるし。

 

今€(ユーロ)しか持っていなくて

そんなセリフがあって

イギリスってポンドじゃなかったっけ?

意味わかんないけどスルーしました。

 

シーズン3でラトビアに行くのですが

クルト・ヴァランダーは

スエーデンから来たって紹介されていました。

ここで、えええ!スエーデンって言う設定に

初めて気づきました。

ちなみにクルト役の俳優はイギリス人だそうです。

ちなみにスエーデンの通貨はクローナ。

 

とにかく暗い

アメリカの刑事ドラマは

ジョークを飛ばしたり

軽妙な感じがするのですが

このドラマはとにかく暗い。

 

天気と同じでドヨヨーンとしている。

 

ヴァランダーは妻とも別れ

娘とも何かと疎遠で

父親とも確執がある。

別れた妻と合った時に

外していない薬指の指輪を見られ、

「復縁、ねーから!」的な事を言われます。

 

カナシ~!

 

笑うシーンはほとんどない。

 

シーズン3のエピソード1では

ヴァニャンという女性と

その息子と三人で同居を始める。

 

スエーデンの名前って聞き慣れません。

ヴ…から始まる名前が多いのかな?

って、突然この展開。

 

だけど結局事件に没頭しすぎて

シーズン3のエピソード2では

もう奥さんがいなくなっちゃってる。

 

その辺の細かいところを飛ばしがち。

だけど話は面白い

今までの刑事ドラマによくありがちな

そんなストーリーとは一味違います。

 

そして、映像のこだわりが

細部に感じられる。

一面の麦畑の稲穂が風になびいて

金色に波打っている様子。

 

車の外から車内を写している映像では

窓ガラスに空を飛ぶ飛行機が映り込んだり。

 

あえて雨粒に濡れた窓越しに写したり。

 

鳥が低空で飛ぶところを

接写?で追いかけたり。

 

派手なアクションなどは有りませんが

拘った映像がいい味を出しています。

 

だけどなんだか悲しい

ヴァランダーの父親は

痴呆気味になっていきます。

ヴァランダーも時々

ここはどこ?状態になります。

 

極めつけは、カフェの椅子に

銃を置き忘れて民間人に拾われたこと。

子どもが見つけて父親が取り上げて

通報して、こと無ききを得ましたが

停職からの一ヶ月の減俸。

 

MRIの結果は・・・・。

なんとも切ないエンディングですが

疎遠だった娘が

いづれ訪れるであろう介護を

させてほしいと言います。

ちょっとだけほっこりしました。