♛Queens lab.

生きることって楽しいを見つけることじゃない?

洋画 フローレス

U-NEXTより

洋画 フローレス

Amazonprime吹き替え版で

2024年3月視聴

1時間50分

Flawless =完璧

 

ウォルトが住んでいる安アパート(たぶん)の居住者は

ゲイや娼婦や訳ありな人たち。

 

そこに逃げ込みラスティーの部屋に

身を潜めていたのが

ヤバい奴のお金をかっさらった男とその恋人。

 

2人は簡単に見つかってしまい

銃声を聞いて駆け付けたウォルトは

階段で気を失って倒れてしまう。

 

目覚めたのは病院のベッド

脳卒中を起こし右半身にまひが残る。

ろれつにもちょっと問題がある。

 

病院では家まで送るボランティアを手配してくれる。

彼は断ったけどね。

日本にもそんなシステムは有るのかな?

 

一変した生活

半身不随になるとできないことも多くなる。

それでも家族と暮らしていれば

手伝ってもらえるが

妻に逃げられ一人暮らしの彼は

薬のキャップを外すこともできない。

※洋画でよく見かけるオレンジ色の

 フィルムケースみたいなあれ

 

アフターシェービングローションの

ミルクガラスの瓶で

たたき壊そうとするが

壊れたのは瓶のほう。

私は勝手にオールドスパイスだと思っています。

first tripより(ビンテージボトル)

 

誰にも会いたくないからスーパーは深夜に行く。

心配して訪ねてきた医師がリハビリを勧める。

同じアパートに住むゲイの彼女(彼?)が

親切に手を貸そうとしても

怒って拒否する。

 

元々ゲイを毛嫌いしていたが

情けをかけられる自分が耐えられないのでしょう。

 

ウォルトは元警察官。

1988年に人質14人を救った、

知る人ぞ知るヒーロー。

 

その後早期退職し一人暮らしの彼は

ダンスクラブに踊りに行く

いつも指名するダンサーのカレンを

恋人だと思っているのは彼だけ。

「今月家賃の・・・」と言われ

テイよくカモられてる。

 

言葉を取り戻せば

訪問のリハビリは通院より費用が掛かるけど

どうせお金の使い道もないから。

 

リハビリのトレーナーが

言葉を取り戻せるように歌をうたう事を

勧めてくれる。

言葉を取り戻したら友人とも電話できるし

テレフォンS〇Xもできるよって

ありがたいアドバイスをくれる。

 

そういうメリットがあると

がぜん張り切ったのかはわからないけど

タクシーで出かけようとして雪で滑って

心が折れてお出かけを辞める。

 

レッスンに通うのは無理そうなので

毛嫌いしていたドラッグクインのラスティーに

歌のレッスンをお願いする。

もちろん有料で。

ラスティーは女性になるために

お金が必要なのです。

 

音階の練習、ド、レ,ミ、ファまでで挫折。

もうやめるという彼の背中に

自分を憐れんでいじけてる男なんか

サイテーと言葉をぶつける。

 

映画やドラマで見るこういうお姉さん方は

ハートウォーミングな人が多い。

口は悪いけど、

彼を救わなきゃという思いに駆られる。

「おかまに救ってもらおうとは思わん!」

そんな彼も

彼女の武骨な励ましに心を開いていく。

 

ダンスクラブのティア

ウォルトがダンスクラブで踊る相手は

いつもカレン。

彼に恋してるティアを娼婦扱いし

目もくれない。

 

そんなティアが彼の家を訪ね、

ちょっといい雰囲気になりかけた時

自分を憐れんだ元同僚に

雇われたと思い込んで

ティアを怒らせてしまう。

 

ウォルトが好きだったカレンは

結局お金目当てだから

手のひらを返すような

塩対応になる。

 

ウォルトは誰が自分を思っていてくれるのかに

やっと気づく。

不自由な体でダンスクラブへ。

そして踊るティアとウォルト。

 

2人のダンスシーンはぞくぞくするほどセクシー。

 

ドラッグクインのラスティー、

「人生しんどいけどいちいち傷ついてらんないわ」

彼女が言うからこそ深い。

必要なのは、ありのままを愛してくれる人。

 

ウォルトとラスティーの友情は

続いていく。

 

救急車で聞かれること

理由は映画を見てほしいのですが

救急車で搬送されるとき

救命士がまず聞いたのが

「保険に入ってますか?」

日本ではたぶん聞かないと思うけど。

 

その時、ラスティーが

男気を見せる。

この時点ではまだ男性だから男気で。

 

ロバートデニーロが渋くて素敵です。