画像はAmazon.co.jpより引用
ALOHA
アロ~ハ!
ハワイの挨拶と言えば誰でも知ってるこの言葉。
おはよう、こんにちは、ようこそ、さよなら・・・・
どんなあいさつの場面でも使われる便利な言葉です。
AKAHAI 人を思う気持ち
LOKAHI 調和
Olu'Olu 喜びの気持ち
Ha'a Ha'a 謙虚さ
Afonui 耐える事
ハワイアン精神を表すこの言葉の
頭文字をとったものです。
ハワイアンスピリッツを
象徴する言葉でもあります。
ロケット開発の民営化
オープニングの画像では
1960年代?のアメリカ宇宙飛行や
当時のハワイの風景などが映し出されます。
リーマンショック(2008年)後
アメリカの国家予算の多くを占める
宇宙開発事業の一部は民間が請け負う事になります。
退役軍人であるブライアンは
宇宙開発企業のコンサルタントとして
人工衛星打ち上げに協力するため
かつて駐留していたことのある、
ハワイのヒッカムエアホースベースに
降り立ちますます。
先住民の思い
人工衛星の打ち上げのためには
先住民の墓地を移設しなければならず
そのためブライアンが交渉に駆り出されたわけ。
先住民の居住地区には
逆さまの国旗が掲揚されています。
これは、我々が虐げられているという意思表示。
交渉の条件、山二つの返還と
スマホの電波状況の改善です。
スマホのアンテナが何本立つかが
交渉の条件というのもちょっと笑えます。
彼らにしてみれば本来自分たちの土地なんですが。
ホワイトウォッシング
ブライアンの世話係として
空軍の女性パイロットで
将来有望なアリソンが任命されます。
アリソンは1/4ハワイアンという設定です。
中国とヨーロッパの血も入っていますが
ポリネシアンやアジアンの感じが
全くしません。
アメリカの映画業界では
非白人の役を白人が演じることを批判し
ホワイトウォッシングと呼びます。
その部分で、この映画にも
バッシングが有ったらしいです。
エマ・ストーン演じるアリソンが
ハワイアンの心を理解していることを
強調するためにそんな設定にしたのかもしれません。
先住民との交渉にも尽力しています。
急に吹き込んできた風を感じ
マナ(超自然的な力)にあふれている。
運転中に突然車を止め
「頭を下げて見てはダメ!」と
ナイトマーチャー(死者の行進)が・・・。
こんなスピリチュアルな発言をします。
※実際には死者の行進は見えませんし
オカルトな要素は一切ないので
安心してみてください。
あえてオハナを描いています
民間宇宙開発
空は金じゃ買えない
通信衛星というテイの核搭載
宇宙核配備
エンディングで軍人たちが言います。
「宇宙事業を民間に移すとこうなる」
このキーワードをつなぎ合わせると
サスペンスになります。
だけど、そこはさらっと扱い
ハワイ語のオハナを軸に描いています。
オハナというのはファミリーという意味ですが
いわゆる家族という意味ではなく
人類ワンチームみたいな意味合いも有ります。
心にしみる
ブライアンとアリソンが
先住民の居住区で過ごす場面は
特別な何かはないのですが
なぜでしょう?意味もなく涙が出てきます。
ハワイ大好きな私にとっては
なにかわからないものがこみ上げちゃう。
ハワイにはブライアンの友人と結婚した元恋人が
家族で暮らしています。
友人ウッディーは寡黙で
思いを口にしません。
夫婦間がぎくしゃくして
家を出て行ったウッディーが
妻にあてた手紙の
「庭のスプリンクラーのように
周りに気持ちをふりまいている奴とは違う」
この表現が絶妙です。
なぜ絶妙なのか、
あまり細かいことを書いてしまうと
視聴した時につまらないと思いますので
この辺にしておきます。
スーパースーパーグッド
ブライアンに質問すると答えは
スーパースーパーグッド!
吹替で見ていたので実際にそう言っているのかは
わかりませんでしたが
この言い方ってかっこいいのかダサいのか
アメリカ事情を知っている方、
教えてください。?
クールな表現なら取り入れようと思いますが
日本で使ったらやっぱりダサい?
知っている場所が出てくるか
ハワイが舞台の映画やドラマや
バラエティーを見ていると
知っているところが写ったら嬉しいって思いながら
いつもの倍、熱心に見てしまいます。
知らない場所の方が多いのにね。
ハワイ好きはそんなもんです。
チャイナタウンは数回出てきましたが
どのへんかと言われても、よくわかりません。
ブライアンが宿泊したのが
ホテルロイヤルアロハ。
壁にロゴも映るので、きっとタイアップかな?
検索したら出てきました。
マッカリーストリート沿いの運河の近くに有ります。
ワイキキの喧騒からはちょっと離れていて
夜はこの辺どうかなっていう場所です。
運河を超えてこの道をまっすぐ行くと
ここに行けますよ。
マハロ!(ハワイ語でありがとう)