♛Queens lab.

生きることって楽しいを見つけることじゃない?

洋画 ブルー・リベンジ

画像はAmazon.co.jpより引用

ブルー・リベンジ

原題はBlue ruin(青い破滅)

AmazonPrimeで視聴

1時間30分

字幕版

 

何故今回は字幕版で見たかというと

ガスの点検が来るので

その時日本語のセリフが流れても

なんか変でしょう?

 

まあ実際はピンポンって鳴ったら

停止ボタンを押したので

どうでもいいのですが。

 

ちなみに点検に来たのは

星野源さん+マスクという感じの方。

どうでもいい情報ですが

こんなしょうもない情報を織り込むことで

映画に興味が無くても

なんだかおもしろいぞって

思ってもらうキャンペーン実施中。

 

ご本人の声は

バスタブにつかりながら

蛇口を開いたり止めたり。

神経質な男だな!

 

それもそのはず、

それ、自分の家じゃありませんから。

 

一家が留守の間にお風呂を拝借。

家族が帰ってきた声が聞こえたら

すぐに逃げ出せるように。

 

一軒家、コワっ!

 

彼、ドワイトが声を発するのは

開始から20分後。

無口というよりは

ここまでほぼ誰かと絡まないから。

 

ブルーの意味

原題の破滅の方がより近いと思いますが

日本人にはリベンジの方が

言葉としては馴染みが有ります。

 

ブルーの意味は

憂鬱な、悲しいなどですが

彼が乗っている、

日本では絶対車検通らない系の

ブルーのセダンの色が

このストーリーとリンクしているのかも。

 

アメリカドラマでは

びっくりする廃車寸前のような車を

目にします。

現実で見たことは無いですが

映画やドラマにはよく出てきます。

基本車検は無く

州によって制度が違うようです。

 

ショッキングなシーンも

グロテスクだったりショッキングだったり

それも含めての映画だと思います。

見ている方がイテテテと思ったり、

ブラッディーな場面もあります。

 

うわっ!とは思いますが

そんなシーンも

ト書きの一部なんだと思います。

 

この映画の教訓

そもそもの始まりは

過去の出来事に起因していますが

その辺の詳細な説明は有りません。

渦中のドワイトさえ

後に真実を知ります。

 

本来のドワイトの人となりも

特別描かれていませんが

こんな事をする人格ではないという事を

彼の風貌が表現しています。

 

彼がホームレスになった意味も

見る側の想像に託しているような気がします。

あの警官の行動が無ければ・・・

そんな事も頭をよぎります。

 

負から始まった連鎖は

どんどん雪だるまのように膨らみ

破滅の一途をたどります。

誰かがどこかで止めなければ。

 

復讐のストーリーにも

色々あります。

犯罪ではあるけれど

何だか応援してしまうとか

法に触れない小気味よさに

スカッとするとか。

 

ブルー・リベンジは

見終わった後の爽快感は皆無です。

心がドヨヨーンとしてしまいそうですが

彼が失踪した理由が

現実から目をそらしたのだとしたら、

彼の最後の行動が

姉一家を守るためのものなら。

少しは救われるような気がします。

 

守ると言っても

そもそもあんたが原因でしょうって

何だか言ってしまいそう。

 

彼が描いた絵ハガキが

姉の家に届きます。

表にはバージニアの文字。

あれには何が書いてあったのでしょうか?

今までホームレスになって

失踪していたことの詫び状なのか

これからやろうとしている事への

言及や弁解なのでしょうか?