雛祭り
今週のお題に雛祭りって書いてありました。
妹が、母のリクエストで飾ったと
写真を送ってくれたので、丁度いい機会に便乗して
お披露目いたします。
※実家までは徒歩5分
物心ついたころには有りました。
昭和のお雛様です。
飾るのも仕舞うのもなかなか手間がかかります。
大垂髪(おすべらかし)がつぶれないように
丸めたワタをつめたり
顔に傷がつかないように
細長く切ったティッシュでくるんだり。
台を組み立てるのも一仕事。
木製の横板はだんだん反って乗せるとぐらつくので
スチール製に買い換えています。
緋毛氈(ひもうせん)も退色してしまい
台替わりしています。
子供のころは大きくて立派なお雛様が自慢でしたが
自分が飾る立場になるとなかなかね。
お雛様を飾らない家の女の子は
7段飾りとか豪勢なのにあこがれるようですが
手間もかかるし、しまう場所も取るしで
ガラスケースに入っていて
パッと出してぱっと仕舞えるお手軽なのにあこがれるのは
贅沢な無いものねだりかもしれません。
実家には雛祭りの時だけ用に
お雛様の絵のついた食器と
桜の花びらの箸置きがあります。
丸い薄焼き卵を1/4に畳んで
蛤に見立て、その中にちらしずしを入れたり
菜の花のお浸しだったり
お雛祭りの日にはそんなメニューでした。
そういえば自家製の桜餅も作っていました。
2月21日のトップ画像で
27日に印がついているのは母の誕生日です。
母は良妻賢母のお手本みたいな人です。
和裁、洋裁、編み物、手芸何でもできて
料理上手で、丁寧で、字もうまい。
何をやってもかないません。
私は・・・・いい感じに手を抜いています。