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洋画 トスカーナの幸せレシピ

トスカーナの幸せレシピ

2024年7月

Amazonprime字幕版で視聴

1時間33分

原題 Quanto basta(イタリア語)

英語にに訳すとJust enough(ただ十分)

 

舞台はイタリアのトスカーナ地方

 

彼が命じられたのは

社会内処遇執行事務所で

アルトゥーロに命じられたのは

サン・ドナート園での社会奉仕活動。

 

 自分の怒りを抑制するすべを

身に付けよってことです。  

 

彼は超一流のシェフだが

業界では衝動的な性格で知られている。

そのせいで刑務所に服役していたが

社会奉仕活動で料理を教えることで

早めにシャバに出られることになった。

 

サン・ドナート園

ここで暮らしている人たちは

全員アスペルガー症候群、

軽度の自閉症。

 

ここで、料理を教えるのが

彼の仕事。

 

彼も料理人、社会奉仕活動だけで

暮らしていくわけにもいかないが

三流店では腕が立ち過ぎる

一流店では評判が悪すぎる。

つまり誰も雇ってくれない。

 

自分で店を持ちたいところだが

その資金もない。

 

仕事のオファー

彼にレストランをまかせてくれる人が

現れた。

社会奉仕活動は13:00まで。

夜はそのレストランを仕切ることになる。

 

グイドと言う青年

彼は絶体味覚を持っている。

料理に使った材料だけではなく

スパイスも言い当てられる。

オリーブオイルの香りづけに入っていた

ローズマリーさえ、見逃さなかった。

 

彼はレストランの厨房で

働きたいと思っているが

狭い厨房内はシェフたちがぶつかり合う。

彼が最も苦手とするのが

人に触れられること。

 

レストランで働くとしても

ウェイターくらい、

とても厨房は無理とアルトゥーロが言う。

 

そのグイドはトスカーナ州の

若手料理人コンテストに応募し

出場資格を得るが

アルトゥーロに

シェフなんて無理だど否定され

気分を害したグイドは家の浴室で

籠城する。

 

アルトゥーロが業を煮やして

コンテストに出ろと言うと

秒で出て来るグイドは、

切り替えが早いです。

「僕らの出発は・・・」

「僕ら?」

「指導者として先生を登録しました」

グイド、なかなかのしっかり者。

 

ふたりの珍道中

グイドとアルトゥーロのドライブ旅行は

なかなか面白い。

グイドの年齢設定はわかりませんが

彼特有のクセ、例えば

持ち物をきちんと並べておくなど。

普通とは違う部分もあるけれど

普通の若者と同じような興味もある。

 

夢はコンテストに優勝し

車を買って結婚すること。

 

料理コンテスト

1次予選は使っている材料を当てる。

グイドの得意分野。

コンテスト参加者は

付き添いの指導者と相談ができるが

グイドは相談することなく

1次予選を通過する。

 

2次予選はアクアコッタ。

トスカーナの郷土料理で

主に野菜を使った温かいスープ。

お皿にちぎったパンを敷き詰め

そこにスープを注ぎます。

 

話の流れとしては当然2次予選の2人に

勝ち残ります。

 

最終決戦のメニューは

メディチ家風ティンバッロ。

メディチ家風がどんなのかわかりませんが

小麦粉で作った生地を

鍋の底と周囲に敷き詰め

その中にトマトソース味の

野菜やマカロニなどを

層のように重ね

残りの生地で蓋をして

オーブンで焼き上げます。

 

皆さんご存じでした?

写真を探してみました。

Amebaブログより

条件は主催者であるダニエルのレシピで

作るところ。

ダニエルはアルトゥーロの宿敵。

料理よりお金儲けに長けているシェフ。

 

グイドは勝ちを目前にして

ある選択をします。

 

世界に必要なのは

完璧なトマトソース(ポモドーロ)

チョコソースじゃない!

 

ポモドーロと言えばアルトゥーロが

家でトマトソースのパスタを

チャチャっと作って食べるシーンが有ります。

シンプルだけどおいしそう。

その日の夕食の私がそれを作ったのは

言うまでもございません。

 

ありがちな展開ですが

こういうストーリーによくある、

セオリー通りの展開です。

ちょっと普通から外れた青年と

ちょっと枠から逸脱したシェフ。

 

ありがちな展開だからこそ

安心してみていられるのかもしれません。

 

個人的には料理の説明や

作っている過程を

もっと見たかった。

 

アルトゥーロがグイドに言った。

お前はイケメンだよ!服装はダサいけど。

 

私は言いたい。

この映画イケてるよ!邦題はダサいけど。

 

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