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生きることって楽しいを見つけることじゃない?

海外ドラマ LOW & ORDER(ロー アンド オーダー)性犯罪特別班

画像はwww.superdramatv.comより引用

LOW &ORDERシリーズ

Low &Order=法と秩序

アメリカではスピンオフ的に

シリーズ化されています。

LAW & ORDER クリミナル・インテント

(犯罪心理捜査班)

LAW & ORDER 陪審評決

LAW & ORDER LA 

LAW & ORDER 性犯罪特別班

LAW & ORDER 組織犯罪特捜班 

こんなにあります。

 

イギリス、フランス、ロシアなどでも

リメイクされ、人気のほどがうかがえます。

(英・仏・露全部見てみたい)

LOW &ORDER 性犯罪特別班

BSのD-life(現在サービス終了)で

犯罪心理捜査班と性犯罪特別班は

見ていました。

架空とはいえ犯罪に関するドラマを

面白いという表現はちょと違う。

興味深いという感じです。

 

性犯罪特別班はレイプや

小児性愛者や児童虐待(性的な)などが多く

(だけではないです)

内容がちょっと重い部分もありますが

法律を順守すべきか

犯罪の背景から情に流されるか

刑事たちの苦悩も描いています。

 

Huluで視聴中(2023.8現在)

 

長寿番組

1999年から放送が開始、

現在シーズン24まで撮影され

アメリカプライムタイムのドラマでは

最長記録を更新しているそうです。

(2023.8月現在Huluでは22まで視聴可)

 

原題はSpecial Victims Unit、(略称SVU)

性犯罪という副題に

見るのを躊躇するかもしれませんが

訳すと特別被害者対策班。

これだけ長期で放送されているのは

それなりの理由があるからだと思います。

 

登場人物

登場人物も多少の入れ替わりが有りますが

主役のオリビア・ベンソンは健在です。

エリオットとオリビアです。

こういう仕事は早朝だろうが

深夜だろうが

容赦なく呼び出しがかかります。

起訴や裁判までに確固とした証拠を集めるため

家に帰れないこともしばしば。

 

エリオットのように家庭を持つ刑事は

妻とも子供たちとも

気持ちがすれ違ってしまいます。

 

アメリカの刑事、警察ドラマでは

離婚回数を誇る?場面もよく見かけます。

 

長寿番組だけあって

毎回のゲストや準レギュラーも

有名なドラマで見かける、そうそうたる顔ぶれです。

 

写真左から

新しい相棒、コールドケースのスコッティー

ハワイ5オー、マクギャレットのママ

ミディアムのアリソン

アリソンの長女アリエル

下段左から

グレイズアナトミーのジョージ

ERでグリーン先生と結婚したエリザベス

同じくERのジェニー

コードブラックのドクターリアン

あげたらきりがないほど。

長いドラマなので視聴しながら

記事を書いています。

 

バイデン大統領がオバマ政権下で

副大統領だった頃

本人役として出演しています。

 

ブルックシールズは

オリビアの息子(養子)の

実祖母役で登場します。

 

余談ですが、

ブルックシールズも60ちょい手前で

すっかり貫禄がついて

彼女がああなんだから

私がこうでも仕方ないよねって

妙に納得しました。

アメリカの司法制度も見どころ

法律や裁判の制度なども異なるアメリカでは

そんな理不尽な・・・というシーンが

多々見受けられます。

明かに犯人だとわかっているのに無罪になったり。

 

検事も捜査段階からかかわっています。

刑事たちに起訴できるだけの証拠を要求したり

弁護士が来る前に話した供述は

証拠として採用されないなど

へ~!な話が出てきます。

 

まあそれを知ったところで

何の役にも立ちませんけどね。

 

オリビアがだんだん・・・

始まったころのオリビアは多分30代。

今は50代らしいです。

やはり月日の流れにはあらがえません。

 

行き過ぎた捜査などで

次はかばいきれないと釘を刺されることも

度々ありましたが

巡査部長→警部補→警部と

昇格していきます。

それぞれの苦悩

オリビアの出生にまつわる諸々は

何度か登場する話題です。

無罪になった狡猾なレイプ犯に

拉致され、PTSDに陥りつらい思いをします。

 

そして、その犯人に再び拉致され・・・

でも犯人が最終的に撮った手段は

オリビアを陥れる策略。

 

何度かロマンスもありますが

どうしても仕事優先で実りません。

検事の恋人は利益相反になるので

破局になってしまいます。

 

家庭や恋を犠牲にして

守ってくれるからこそ

市民の安全が確保されるのでしょうね。

・・・って、実話ではありませんが

私生活では 性犯罪被害者や

ドメスティック・バイオレンスの

被害者をサポートする団体を立ち上げていて

実際の被害者から相談の手紙も

来るそうです。

ドラマのイメージと相まって

頼れる感じがします。

 

エリオットの母は

精神的に問題を抱え

娘の異常行動もその遺伝因子により、

エリオットが犯罪者に対してとはいえ

怒りを抑えられないことから

たびたび内部調査の対象になり

辞職します。

 

ニックはDVの末に出て行った父を持ち

軍人だった妻とは確執の末離婚。

潜入捜査中に犯人の妹と恋に落ちますが

捜査終了で姿を消します。

後に男の子が生まれていたことを知ります。

 

フィンはゲイの息子を

なかなか理解できなかったり

父親は麻薬抗争に関与していたり

妻の子が犯罪に関与したり。

 

アマンダはシーズン13からチームに加わります。

刑事になって家を離れたのも

精神的に問題がある妹や

家庭から逃れるため、

そして以前いた署での出来事から

ギャンブル依存症に。

借金を抱え一度は克服しましたが・・・

 

長く愛されるのは

事件を解明したり

裁判の丁々発止な様子だけではなく

それぞれの人生や

そのバックボーンが

彼らの正義感や行動、

やさしさの根源になり、

時には人間らしい弱さなども垣間見られ

そんなヒューマニズムが

見ている人を引き付けるのだと思います。

 

基本的には1話完結なので

一気見はしんどいけれど

少しずつ見ていくのもいいかなって思います。