♛Queens lab.

生きることって楽しいを見つけることじゃない?

ブログで知ったそれぞれの正解

画像はhyakuchomori.co.jpより

そもそもの基準は育った家庭

大抵の人は自分の選択肢が正解だと思ってる。

正解というと正しいか否かみたいな感じだけど

正しくないかもしれないけど

自分の選択肢がデフォルトだと思ってる。

 

そのベースは育った家庭にあると思う。

家庭内のイベント、例えば誕生日。

ケーキは必ず家で作るとか

ホールのケーキを注文するとか

それぞれが好きなカットケーキを選ぶとか

必ず外食するとか。

普通のご飯で特に何もしないとか。

 

芸人の黒澤和子さんが

以前言っていました。

彼女の家では朝ご飯を食べないのがデフォルト。

小学生の時、同級生から朝ごはんの話を聞いて

大抵の家では朝食を食べてから

登校することを初めて知ったという。

 

私のお話。

小学校の同級生のY君の家は靴屋さん。

毎年夏になるとそこに行って

白いサンダルを買ってもらってた。

※小学生は毎年靴のサイズが変わるから

 

私も、妹も好きなサンダルを選んで買ってもらった。

店番をしていたY君のお母さんが

「いいわね、好きなのを選ばせてくれて」って。

欲しいものを何でも買ってくれるわけじゃないけど

買う時には選ばせてくれた。

普通は親が選ぶのかなって思った。

 

話はそれるけど、

小学生の頃白いブーツが欲しかった。

汚すからダメって言われて

買ってくれたのはえんじ色のブーツだった。

好きなのを選べたわけじゃなかった。

 

他人と暮らして改めて知ること

昔は進学のために上京すると

下宿するのがたぶんデフォルト。

他人の釜の飯を食うことで

生活スタイルの違いや

価値観を知ることになると思う。

 

現代ならルームシェアなのかな。

下宿だと、その家にお世話になるという感じだから

その家のルールに従うと思うけど

シェアなら主導権は半々だから

その時初めてデフォルトの違いで

ぶつかったり戸惑ったりするのかもしれない。

 

その最たるものが結婚だと思う。

一緒に生活すると

恋愛では見えなかった価値観や生活感が

見えてくる。

 

父は鍵を持たない人で

必ずピンポンして家族が開けるシステム。

サラリーマンだから

帰ってくるのは夜で

家族が留守なんてことはない。

母の世代は、夜遊びに行く主婦も

そうそうはいなかったと思う。

 

それぞれがカギを持っているのだから

それぞれがカギを開けて入ってくる。

我が家では家族が家にいてもいなくても

全員自分で鍵を開けて入ってくるシステム。

 

ブログで知ったそれぞれのデフォルト

他人と暮らすと言っても

そう多くの人と接点は無いから

多くの凡例を知るわけではない。

 

雑記系のブログでは

自分の事、自分の家の事を

書いている人が多い。

 

私の辞書に照らし合わせると

場面場面で自分とは違う部分が有って

照合できないことも多くて、

最初のうちは戸惑った。

 

だって、たいていの人は

自分のやっていることが普通だと思うから。

 

雑記ブログって

大して役には立たないのかもしれないけれど

それぞれの考え方などを知るのには

とてもいいツールだと思う。

 

考え方を知ってどうする?

どうこうするわけじゃないけど

それは読書をするのと同じくらい

視野が広がると思う。

 

私が育った環境には○○はこうあるべきだ的な

考え方の大人が多かった。

その人の価値観と別な選択をすると

眉をひそめる大人が多かった。

 

それは時代的なものも有るのかもしれないけれど

多くの人に(直接ではないけれど)触れることで

正解は沢山あることを

改めて考えさせられる。

 

これはこうあるべきだというのを

振りかざしてはいけない。

 

・・・とはいう物の、

周りが変わってくれないと

自分の目線は変わっても

周りが変わってくれないとね。