♛Queens lab.

生きることって楽しいを見つけることじゃない?

オーバーツーリズム(観光公害)を避けて

オーバーツーリズム

最近この言葉を耳にすることが多いです。

観光客が押し寄せることで

交通機関が混雑し

マナー違反によるトラブルが生じ

そこで暮らしている人たちの生活にも

支障をきたしているようです。

 

私たちにとって

観光地は遊びに行く場所ですが

そこで暮らしている人にとっては

庭先まで入り込まれたり

ごみを捨てられたり

渋滞や迷惑駐車など

実害をこうむっています。

 

観光業やお土産屋さんなどに

携わっている人には

ありがたい事かもしれないけれど

それ以外の人たちにとっては

何の得もない。

 

聖地巡礼公害

アニメや映画の舞台になったその場所を

見に行きたい気持ちはわかります。

(実はあまりわかりません)

 

車道に出て写真を撮ったり

早朝や深夜まで騒がしかったり

ごみのポイ捨てなど

迷惑行為が問題になっています。

 

もはや観光地ではない。

普通の住宅街やモデルになった家が

観光名所になったりもしています。

 

旅先を選ぶ基準

地図帳を広げてパッと指をさす。

多分そんな方法では決めませんね。

TVで見たとか、SNSで紹介されていたとか

知人からお勧めされたとか。

そんな基準で選ぶことが多いと思いますが

情報の多い場所=人気の場所=混んでいる

自分の事を棚に上げ

なんでこんなに混んでるのって

思ってしまう。

 

それに加えて

土日祭日or連休or年末年始

職業によって休める日は違いますが

こどもと一緒の旅ならこの時しか行けない。

タクシー不足問題

今、タクシーが不足しているのは

観光地だけではないようで

乗り合いやウーバーなども検討されていますが

ローカルの観光地などは

交通アクセスが悪かったりすると

観光客のタクシー利用が増え

お年寄りが通院するなど

地元の人が必要とする時に

使えないなどの問題が起きているようです。

 

入場制限

ヨーロッパでは

人気の観光エリアは一定数を超えると

封鎖という対策を取っている国もあります。

 

そうなると、じゃあどこに行こう?

というわけで近隣エリアに人流が分散して

他の地域も潤うことになります。

混雑には慣れてますけど

都会で暮らしていると

人ごみには慣れています。

平日の昼間でも新宿は人が多い。

 

みんながマスゲームのようにその流れに乗って

上手くすれ違って行く。

 

最近それがしんどくなってきた。

それって老化現象・・・かは、知らんけど、

人が多い所に行くと思うだけで

もう半分疲れちゃう。

 

仕事を辞めて毎日がフリータイムの私は

その気になれば、

いつだってどこにだって行ける。

以前書いたこの記事が現実になる。

だけど実現はしていません。

見ているだけでお腹いっぱい

コロナ禍の自粛生活の反動なのか

みんなお出かけしたくてたまらない。

 

海外からの観光客も戻ってきて

観光地が活気を取り戻して・・・を超えて

飽和状態になっている。

 

町中にあふれた人を見ているだけで

もうお腹いっぱいになっちゃった。

 

私のテーマは「暮らすように旅したい」

知らない土地に行って

そこで暮らしている人のように

そこで何気ない日常を送っている人のように

旅したい。

 

オーバーツーリズムを避けて。

・・・とは言うものの

人があまり行かない場所は

情報も少ないし

公共交通が無かったり

なかなかハードルも高いので

人気の観光地ベスト3までは避けて

そこそこの旅先を選ぼうと思います。

 

パリに行ってエッフェル塔見て無いの?

スペインに行ってサグラダ・ファミリア見て無いの?

イタリア・・・倒れる前にピサの斜塔見て無いの?

※例です。この国に行ったことは無い

 

それでもいいのです。

ホテルの周りの路地(危険ではない前提)を

1本1本歩いてみたり

日本人客がいない(スタッフも現地人)寿司屋に

入ってみたり

世界遺産でもなんでもない住宅を見て

こんな感じのおうちなのねって思ったり。

 

旅の形はそれぞれですが

デフォルトの観光は卒業し

自分なりの旅の形を作ってみませんか。