ヨーロッパ最古のアーケード街
ブリュッセル中央駅から徒歩4分
ガラス張りのアーチ型天井から
優しい光が降り注ぐアールヌーボー様式の
ヨーロッパ最古で美しいアーケード街です。
ギャラリーを辞書で引くと
廊下(回廊)と絵画などの美術品を飾る場所。
まさにそんな感じのアーケード街です。
グランプラスと同じくらい、
ブリュッセルでは必ず訪れる場所です。
ここの敷地内には2014年にオープンしたホテルもあります。
ホテル デ ギャラリー (Hotel des Galeries)
内装はアールヌーボーではなくデザイナーホテル
★★★★
ホテルの予約サイトでは、見かけたことがないです。私は。
アーケードには有名ショコラティエやカフェ、
ブティックが軒を連ねています。
イースター前だったのでこんな装飾も(2019は4/21がイースター)
この2階3階は何だろう。気になります。
彫刻や柱のデザインなど、
〇〇銀座商店街とは大違い(ディスってません)
おすすめのお店
たくさんのお店の中から、2件紹介します。
JB GUANTI
1つ目はJB GUANTI
革製品のお店です。
右側にハーゲンダッツがある、
セントラル駅に近い入り口から入って左側の20番。
入り口の上と半円形の明り取りには
番地のように番号が書いてあります。
ギャラリーサンチュベールのHPでお店を探し
read moreから詳細を見ると
住所のところにdu roi 20と書いてあります。
ちなみに右側の通り、
一番手前のGodivaはde la reine1と書いてあります。
du roi はフランス語で”王の”
de la reineは”女王の”という意味。
4/11~4/15までの滞在でしたが、
とにかく寒い。
地元の人は普通にダウンを着ていました。
それもあって、買おうか迷っていたここへ
手袋を見に行きました。
ネットで、赤に黒のトリミングと
飾りボタンがついたデザインを見て、
色違いのネイビー+ホワイトが有れば
欲しいなって思っていました。
100€以下っていうのも買う(買える)条件。
有りました、色違い。勘がさえてます。
値段も89€(¥11467)内税ですが21%。想定内です。
お店でプライスタグを切ってもらい即着用。
イタリア製で、しなやかな使い心地。
毎日重宝しました。
着脱時に落としてなくさないよう、
最上級に気を使って。
ホテルに帰ってエレベーターの前で
手をこすり合わせていたら
宿泊しているおじさんが”Do you have gloves?”
さっとバックから取り出して、
自慢げに”Bought yesterday”
ハハーンな感じです。
※右の通り3番、Ganterie Italienneという革製品のお店もあります。
名前が似ているしデザインも似ているので関係あるのかな?不明です。
GUANTIはイタリア語で手袋
Ganterieはフランス語で手袋
Tropismes
2つ目はTropismes。
世界一美しいといわれる書店です(世界一が多いなー!)
メインの通りじゃなく、ここを左に曲がった左側にあります。
カフェのお姉さんに文字を見せて場所を聞きました。
読み方わかんないよね?
トロピズムらしい。
当時ジャズクラブ(ダンスホール?)の
内装そのままだそうです。
周囲が鏡張りでその中に何重にも映り込んで
キラキラしています。
中二階から見渡したこの景色を
見るためだけに行く価値ありです。
ここが、中二階。デザインの本とか子供の本とか。
仕掛け絵本を買いましたが、セールスタックスは6%。
子ども用の教育的なものだから?
電飾・鏡・ガラス。キラキラしまくっています。
おまけ
JB GUANTIがオープン前だったので、
さすがに入り口前で待つのはどうかな?
手前のインテリアショップで見つけた時計です。
(オープンは11:00)
銀色の球体が一周すると(1分)数字が変わります。
正面からなのでわかりにくいのですが、この球体浮いています。
要するに磁石の反発?
リニアモーターカーと同じ原理(違うけど近い?)
でも、感動。
土台は木製なんだけど、
電光の数字って光が消えている部分も
・・・が見えてるよね。普通。
これ、使っていない横棒とかが
全然見えてない。感動でしょう?
有名な場所なので、
ご多分に漏れず観光客でごった返しています。
先頭の旗の後ろを
ゾロゾロと団体客が通っていきます。
この人たちはきっと
通過するだけなんだろうな?
ひとり旅には、5分で切り上げる自由も
満足するまで居続ける自由も有ります。
開店前、閉店後(人通りはあります)なら
ゆっくり撮影したり
ウインドウショッピングが楽しめます。
約170年前の姿をそのままに残すこのアーケードを
堪能できます。