Brocante
ヨーロッパで連想するものの一つに蚤の市が有ります。
アンティーク 骨董品
ブロカント 古道具
ベルギーでもいろいろな街でブロカントが開かれています。
訪れる街のブロカントを調べてみるのはいかがですか?
Place du jeu de balle(ジュ・ド・バル広場のブロカント)
ジュ・ド・バル広場では毎日蚤の市が開かれています。
蚤の市のほとんどは週末ですが、ここなら滞在が何曜日でもOKです。
そして、売られているものもガラクタ(失礼)みたいなものが多くて
ハードルは低いです。気楽に楽しめます。
午後になると店じまいを始めるところもあるので、朝食後に出かけました。
銀食器はいろいろな店で売られていますが、このナイフ、完全に錆びています。
理科の時間に使ったような秤の分銅だけ。文鎮にするには軽すぎるよね。
分銅だけなくしちゃって困ってたーって人には・・・いるかそんな人!
骨董品店ではその道のプロが目利きして値段をつけていますが
我楽多市に近いので、探せば掘り出し物が有るかもしれません。
王室御用達のBochが見つかるかも。
ほとんど値段が書いていないので、交渉は腕次第?
掘り出し物をオークションで高く売って儲けようって野望がないなら
気に入ったものを買う。価値なんかどうでもいいんじゃない?
旅の記念にもなるし。
(私の野望は、これじゃありませんから)
ブロカントで買いました
バーゲンに行くと、何か買わなきゃ 気が済まないことってありませんか?
これは違います。スプーンがなかったのです。ヨーグルトを食べるための。
思いつきました。ブロカントで買おうって。
ヨーグルトも食べられるし、買いたい気持ちも満足できて一石二鳥。
リサーチによると、
①何を聞いても5€と言われる。
②値切らないとぼられる。
③値切るためには複数個買う。
④勝手に触ると怒られる。
⑤まず、ボンジュールと言ってから英語で話す。
⑤は簡単。
①2€と言われて、拍子抜け。
②安いので値切れないよね。
④お店の人は商売っ気が無くて話しかけないと放置される(店による)
③1つ2€、2つは? 4€って言われました。確かに。
裏に刻印が有って、小さすぎて読めないのですが多分銀製品。
飾りの部分にCITADELE DINANTと書いてあります。
ディナンはワロン地方の都市でシタデル(城塞が有名です)
もう一つは紋章がついていてHALLEと書いてあります。
ハレ(ハル)はブリュッセル中央駅から電車で20分くらい南下した小さな街。
薄紫のブルーベルが絨毯を敷き詰めたように一面に花を咲かせるハレの森で
知られています。
この紋章が何なのか調べきれませんでしたが、このスプーンは
ベルギーの都市シリーズの2本なのかもしれません。
ディナンを含むワロン地方は時間が無くて行けませんでしたが
スプーンを買ったのも何かの縁、いつかは行ってみたいです。
Place du Grand Sablon(グランサブロン広場のブロカント)
こちらは土日祝だけ開かれる蚤の市です。
ジュドバル広場と比べ、規模は小さいですが美品が多く高級そうです。
ちょっと、ハードルが高い感じ。
古道具というより骨董に近いのかな。
銀食器も、お手入れされていて綺麗です。
ほとんどが屋根付きで、商品も台の上に置かれています。
ヨーロッパでは古いレースやリネンを受け継いで使うそうです。
規模は小さめなので、長居もしませんでした。
この辺りには、あまり紹介されていないようなチョコレートショップなども有ります。
余談ですが、日本のテレビクルーが 取材していました。
Bruges
偶然見つけたブロカント
ブルージュはIC(インターシティー ベルギーの国鉄)でブリュッセルセントラルから
約70分。
ベルギーの中ではアントワープと並んで有名な街です。
運河クルーズの後半でふと見上げると、やっています蚤の市。
場所を見失わないように目で追い、もうクルーズいいから着岸してーって感じ 。
気持ちが通じたのか、間もなく船着き場に。
ブロカントの場所もすぐに見つかりました。
ブルージュではいろいろな市が開かれているようで、ここだけじゃないみたいです。
売っているもののクオリティーはジュドバル広場とグランサブロンの中間くらいです。
個人的には、ジュドバル広場のブロカントが一番楽しかったです。
もう一度行くなら断然ここです。
道案内は別記事で紹介します。しばらくお待ちください。