ヒートテックは商品名です
皆様ご存じだとは思いますが
ヒートテックはユニクロと東レが
共同開発した保温性に優れた素材の
商標名です。
同じ機能でも他社商品はこう呼びません。
だけど色々なメーカー、ブランドで売られている、
同じような商品は総称して
ヒートテックって言っちゃいます。
防寒インナーの代名詞のようになっていますね。
防寒インナーのしくみ
汗などの水蒸気を吸収し
発熱エネルギーに変換する。
繊維の中の空気の層が断熱し
温かさを逃がさない。
吸汗力があり速乾性がある。
メーカーによっても違いますが
こんな機能があって温かさを保ちます。
※メーカーにより素材も違うので
全部の機能が有るとは限りません。
アウターの場合はモコモコ素材や
裏起毛によって温かさを保つものも有ります。
防寒インナー温かい？
ユニクロのヒートテックは
買ったことがありませんが
チュチュアンヌの同じような防寒インナーを
着ています。
深いネックで7分袖のタイプは
襟ぐりからチラ見えしないから。
ところでこの手のインナーって
言うほどあったかい？
いつも疑問に思います。
防寒インナーの上にセーターを着て
コートを着て、外に出たら
やっぱりさぶ～い！
ユニクロのだったら寒さ知らず・・・な、
わけないと思います。
体を動かしてある程度発熱すれば
保温されて温かいそうです。
逆に汗をかきすぎると吸湿性が追いつかず
汗冷えするらしい。
サイズもぴったりフィットしないと
発熱しないので
着古してダルンダルンになっちゃうと
効果は期待できないらしいです。
環境次第
寒い日にじっと立っているような仕事だと
体が熱を発しないので
温かくはなりません。
汗をかかない程度に歩けば
体が温まるので保温性が有るインナーなら
温かいと思います。
だけど風がビュービュー吹いていたら
頭や顔など、出ている部分は寒いですね。
ランニングをする時は
薄着の方が動きやすいのですが
汗をかくと吸水力が追い付かず
汗冷えして寒くなります。
シーンによっては効果を発揮するし
厚手のものを重ね着した方が
効果が有る場合も。
そして南極観測隊
ところで冬でも外に出て
ミリも寒くないない防寒着なんて有るのかな？
それが無いと困る人もいる。
そうだ！あの人に聞いてみよう。
直接聞くこともできないので
南極観測隊の人が何を着ているのか調べてみた。
手袋の中にもう１枚インナーグローブ。
インナーやダウンは山用品のモンベルやパタゴニア。
耳当て付きのキャップやフリースのジャケットは
ノースフェイス。
ズボンの下にはインナーボトムス。
パンツは、かがんでも背中が出ないハイウエスト。
ネックゲーター（ネックウォーマー）は
マスクのように顔まで覆えます。
どれも普通に私たちが買える物。
やっぱり機能性の防寒インナーとかじゃなく
厚着なんだね。
そして私は・・・
最近は防寒用のそれじゃなく
アウターで着られる綿の長袖Tにシフトしました。
こっちの方が着心地がいいのは
個人的感想です。
どっちにしても寒い時は寒い。
防寒には3つの首を
温かくすればいいって言いますね。
首と手首足首。
帽子とマフラー＋マスクで
かなり温かさが違います。
