木曜の夕方の出来事
ゴミを出しに１階まで降りると
何だかそわそわした挙動不審なおばあさんが
エレベーターホールにいました。
一緒のエレベーターに乗るのは嫌だな。
そう思って反対側へ行くと
丁度エレベーターが１階についたところで
待っていた中年の男性が
彼女にも声をかけました。
「来ましたよ！乗りますか？」
そのおばあさんの口から出たのは
意外な言葉でした。
「すみません助けてください」
「助けてください」の記憶
そういえば何年か前、同じ体験をしました。
仕事中に通りから「誰か～、」の叫び声。
自転車の後ろに乗せていた子供が
落ちて、母親が助けを求めていました。
急いで救急車を呼び、搬送されましたが
お子さんは大したことは無かったようです。
この話にはもう一つエピソードがあって
救急車が出払っていて消防車が来ました。
話がそれてしまいましたが
おばあさんが言うには
鍵をなくして家に入れない。
何も（スマホなど）持っていない。
私も、ごみを捨てに来ただけなので
鍵しか持っていません。
中年の男性が○○（管理会社）に
連絡すれば・・・と言って
お手伝いしたようです。
おばあさんの件はその方にお任せし
私はとっとと家に帰りました。
その後どうなったのかは知りませんが
翌朝出かけるときに
１階のエレベーターホールで
管理人さんと自治会役員のおばさまが
何やら話していて
マスターキーなどのワードが
漏れ聞こえてきました。
おばあさんどうしたのかな？
集合住宅のマスターキー
学生寮などは管理者がマスターキーを
持っているかもしれませんが
マンションやアパートの場合
管理会社でもマスターキーは
持っていないのではないでしょうか。
悪用されたら困りますからね。
持っていたとしても
営業時間しか対処は出来ないですね。
だけどそうなると、万が一鍵を紛失したら
どうすればいいのでしょう？
鍵を無くした時の対処法
家族に連絡する
私の場合は実家が徒歩圏内なので
まずそこに行きます。
家族に連絡するより早い。
だけど留守、それも旅行中だったらお手上げ。
家族の帰りを待つしかないです。
家族じゃなくても
仲のいい友人にカギを渡していたりすれば
連絡を取るという方法も有ります。
業者に依頼する
「鍵を無くした」で検索すると
開錠業者はわんさか出てきます。
実は、あとからよく見たら
鞄の底に入っていたとかで
キャンセルになることも多々あるそうです。
ただ、盗まれたり拾われた場合
それを使って侵入されることも有るので
警察に遺失物届を出した方がいいかもしれません。
家に入れなければどうしようもないので
出張費や開錠にお金がかかっても
開けてもらうしかありませんが
なかなかの費用がかかるようです。
ドアスコープが有ると
そこから特殊な器具を使い
5000円くらいで対処できるようですが
防犯性の高いテンプルキーや
オートロック、カードキーなど
数万することも有るそうです。
開けることができたとしても
鍵が無ければ外出できないので
新しく作成する必要も有るし
開けられずに壊した場合も同様です。
隠しておく
海外ドラマでよく見るのは
植木鉢の底。
ドア枠の上。
玄関マットの下。
たいていそこに有りますって、アホやん！
学生時代の友人宅に行き
「やっぱりまだここに隠してた・・・」
これってありえないと思いますがどうなんでしょう。
上手な隠し場所。
ガスメーターボックスの
壁の内側にガムテで貼るとか
ドアポストの内側に
ガムテで貼るとかはどうでしょう。
※ドアポストの内側は
勢い余って内側に落としたらアウトです。
ただ、確認しようと思って見たら
無くなっていたなんて恐怖ですけど。
これはけっこう有名ですが、
大丈夫なのかな？お勧めしてはおりません。
鍵を無くさないために
鍵を無くすのって2種類あって
ひとつは家の中で無くす。
鍵を開けて入ったのだから
家の中にあることは確かなので
とりあえずは安心。
ドアにさしっぱなしという事も有るので
そこも調べましょうね。
家に入ってどこに置いたかわからなくなる。
別の鞄に入れ替えた時入れ忘れたり
昨日のコートのポケットに有ったり
この辺は想像がつく。
見つからない時は玄関からの動線をたどれば
だいたいそのライン上にある。
それ以外の予想がつかない場所に有った場合は
ただ、ただ、だらしないだけ。
そんなあなたにおススメするのは
アップルのエアタグ。
直径は3㎝くらいです。
電池は1年くらい持つそうです。
鍵につける場合はエアタグを装着する、
キーホルダーのようなものが売られています。
それは安いけど、エアタグ自体は
4000円弱くらいです。
紛失力に自信がある方にはよいアイテムです。
もう一つは
ポケットや鞄にいれたつもりが
外側に落としてしまったり、
ポケットの中のものを出そうとして
一緒に出てきてしまいカギだけ落ちる。
これも有りがち。
音楽聞きながらだったりすると
落とした時の音に気付かない。
鍵をかけて5歩くらい歩いたら
鍵、ヨーシ！
スマホ、ヨーシ！
パスモ、ヨーシ！と、
鞄やポケットを再確認する。
一番簡単だけど
一番確実ですよ。
