Huluより引用
ブラを捨てて旅に出よう 水原希子の世界一周ひとり旅
2023年1月Huluにて視聴
水原希子がHuluのオフィスを尋ねたところから
物語が始まります。
今まで炎上したり、誤解されたりが有る中で
素の自分を見てもらうために
世界一周の旅に出るので
同行して撮ってほしいというもの。
スタイリストもヘアメイクも同行しない旅。
何が有っても手助けしなくて大丈夫というコンセプト。
・・・というテイのドラマです
「ブラを捨てて旅に出よう 貧乏乙女の世界一周旅行記」
歩りえこさんの、このエッセイがベースのようです。
BOOKデータベースによると
うら若き乙女が2年間をかけほぼ世界一周、
5大陸90ヵ国を旅した。
かけた費用はたったの150万円という、
想像を絶するチョー貧乏旅行。
襲われたり、盗まれたり、ストーカーされたり、
危険だらけの旅のなかで、
著者が出会った人情と笑いとロマンスとは!?
読むだけで元気が出る型破り旅行記
なぜブラを捨ててというタイトルにしたのか?
彼女の言葉を引用すると
初めての海外旅行アメリカのフロリダで
3人の女性が乳首ピーンって立っちゃっている状態で、
前から歩いてきて…。
それがかっこいいって思って、
“私もこんな風に堂々と生きていきたい”って
その時に決心して、ブラは成田空港で全部捨てて・・・
ブラを捨てては殻を破り
先入観や常識にとらわれず
自分の心を開放するという比喩だと
思ったのですが、
歩りえこさんは比喩ではなく
実際に捨てちゃったんですね。
希子さん捨ててません
それなら見なきゃと思った男性諸君。
希子さん、ブラ捨ててません。
ドラマの方はまさしく比喩でした。
ちょっと期待外れ
ドラマのストーリーは現地のひととの
触れ合いがテーマになっています。
プロローグのシーンを真に受けた私は
空港で手続きに戸惑ったり
次の行く先のチケットを手配したり
両替所に行ったり
ホテルを探して迷ったり
ひとり旅の過程が見たかった。
極貧の貧乏旅行ということだったので
どうやってやりくりしたのかも
興味深かったのですが
触れられていません。
見ていると、つじつまが合わないことが多い。
例えば最初の中国で、友人と連絡がつかず
(中国ではツイッターやグーグルの制限がある)
タクシーで3時間超かかり、倍の金額(という交渉で)
日本円で3万超を払って行った大根村に着くと
来るのがわかっていたような歓迎。
そこに連絡がつかないはずの
友人もやってくるという展開。
麻婆豆腐の有名店で
一人で食事をしていると
他のお客が辛い鍋を持ってきて
辛さ対決を挑んでくるという、
ハプニングとはいいがたい出来事。
ドラマなんだなって気づきました。
ひとつ面白いのは
どの番組でも出てくる「またか」な
ご飯屋さんやお土産屋さん、
高級住宅の紹介などが無くて
現地の庶民の様子が見られるところは
面白いと思いました。
タレントが自分の力で
ひとり旅をして
(ビデオを回す人が一人は必要ですが)
色々な場面に直面するドキュメンタリーなら
もっとおもしろそうだと思ったのは私だけかな?