♛Queens lab.

生きることって楽しいを見つけることじゃない?

海外ドラマ ハンナ 殺人兵器になった少女

Amazonprimeより引用

ハンナ

Amazonオリジナルのこのドラマとは別に

映画版のハンナもあります。

あらすじを読むと同じ内容のようです。

ドラマ版は 殺人~のサブタイトルと

サムネイル画像(トップの画像)で

探してください。

 

お気づきだと思いますが

原題はハンナです。

この邦題、100歩譲っても

譲り切れません。

 

2023年12月

Amazonprime吹き替え版で視聴。

シーズン1~3

 

ウトラック計画

投薬により遺伝子を変え

語学、知識、格闘や銃の扱いを

少女たちに仕込み

殺人兵器として世に送り出す計画です。

 

ニキータのように

不良少女を秘密工作員に

育成するストーリーもありますが

このドラマでは

望まない妊娠や

育てられない事情の女性から

生まれたばかりの子供を引き取って

秘密の施設で育てます。

 

国のために・・・という名目ですが

殺人の対象になるのは

30歳以下の反体制などの活動家。

しかも特定のアルゴリズムで

その対象を選ぶというかなり危険なものです。

 

ハンナ

ハンナはポーランドの

人里離れた森の中で

父と二人で暮らしています。

父親以外の人とは会ったことが無い。

人間は危険だと教えられている。

彼は多数の言語や知識、

戦闘の仕方や生きていくすべ(狩猟)を

叩き込む。

 

食料は森の中でもなんとかなるが

服、どうしたんだろう・・という素朴な疑問。

原始人みたいな毛皮じゃなく

普通の服を着ています。

 

どこかのご家庭に忍び込んで

調達したのでしょうね。

 

印をつけた木より向こうに、

行ってはいけないというのが掟。

 

思春期の少女は

そんな父の教えに疑問を抱き始めます。

 

ある意味青春ドラマ

少女たちは全員ブルーのジャージを着て

番号で呼ばれ

監視カメラが付いた個室で

生活していますが

訓練が整うと

それぞれに名前が与えられます。

 

部屋にはイメージに合った私服が。

架空の生い立ちを収めたアルバムも

用意されます。

 

生い立ちだけではなく

架空の家族もいます。

架空の家族なので会うことはできませんが

メールでやり取りができ、

少女たちは本当の家族のように

そのつながりを大事にします。

 

架空の家族としてSNSでやり取りを

一人でこなすのは

CIAの新人局員テリーです。

少女たちの悩みに対し

母親のテイで励ましたり見守ったり。

そんなテリーも

自分のやっていることに疑問を抱き始めます。

 

ハンナは有ることが原因で

やまの隠れ家を出ることになります。

家族旅行中のソフィーとの出会いで

同年代の少年少女たちと交流し

ウトラックで出会ったクララとの友情など

置かれている環境や

やっていることは特殊でも

少女たちの青春ドラマでもある気がします。

 

舞台はヨーロッパ

少女たちを殺人兵器に仕立てるのは

なかなかのアイディアです。

誰もが油断するので

ターゲットとの接触は容易。

留学生、転校生という名目は

潜入しやすい。

 

彼女たちにはそれぞれの任務が耐えられ

ヨーロッパの各地に飛びます。

ロンドン、バルセロナ、パリ、

がっつりではありませんが

ヨーロッパの景色も見どころです。

 

そして大人になっていく

色々ハラハラする場面は有りますが

ラストの空港の場面では

普通の少女の顔に戻ったハンナがいます。

 

また、いつか会えるかな・・・

それは無いと思う。

ハンナの大人の選択が切ない。

 

架空のお話ですが

カナダの国籍を手にしたハンナが

普通の人生を歩んで行けるように

見守ってあげたい気持ちになります。