画像はAmazon.co.jpより引用
ホワイトチャペル(終わりなき殺意)
Amazonprime字幕版で
2023年3月視聴
Huluでも視聴可能です。
シーズン1~4
BBCのドラマ
Amazonドラマで最終シーズンが終ると
次にこれどうぞな感じで
ポップアップされたのを
成り行きで見てしまいました。
ホワイトチャペル、実在の街が舞台。
インナーシティーと言われ
住宅、工場、商店などが混在する、
低所得地域。
素敵な名前とは裏腹に
ロンドンでも
治安が悪いとされる地域のひとつ。
ジャック・ザ・リッパー
切り裂きジャックといえば
イギリスの映画やドラマでは
たびたび登場し
通り魔の代名詞になっています。
1888年ホワイトチャペル周辺で起きた、
通り魔事件とでも言いましょうか。
結局犯人は見つからないままで、
それを分析研究する「リッパー学」と
いう分野も生まれています。
天気とドラマの因果関係
BBCの刑事ドラマと
アメリカの刑事ドラマを比較すると
ロンドンの天気と
カリフォルニアの天気。
そんな違いを感じます。
アメリカドラマは
カリフォルニアだけが
舞台じゃないですが。
BBCのほうが何となく重苦しい。
それもこれもお天気に由来?
そしてドラマが重苦しい
シーズン1のメインテーマが
切り裂きジャック。
いくら犯人が不明とは言えど
130年以上たっているのですから
当然模倣犯です。
シーズン2のメインテーマは
1950~60年代、
ロンドンイーストエンド随一の犯罪者
双子のクレイ兄弟にまつわるもの。
シーズン3のテーマは
1811年のラトクリフ街道殺人事件の
模倣犯。
この事件では犯人は独房で自殺していますが
足が悪かったことも共通点です。
そしてこの事件で不可思議なのは
わがままで性格が悪い人だけ
助かっている点です。
周りの人たちが惨殺されることで
苦しめようというのが犯人の意図ですが
性格が悪い人をこらしめるという動機、
腑に落ちませんし
そのために善人を殺すのは
ますます理にかなわない。
テムズ川バラバラ殺人事件も
テーマになっています。
シーズン4では
1,2話が魔女狩り
3,4話が人間の皮膚の仮面
5,6話は生贄がテーマになっています。
どの話も単に重くるしいだけではなく
ちょっと凄惨な部分が多いので
そっち系が苦手なかたには
お勧めできないかもしれません。
毎回犯人は海に飛び込んだり
行方不明や自殺のままで解決に至ります。
たまには逮捕白的な
嫌味を言われます。
部外者アドバイザー
海外ドラマでよくあるのが
部外者のアドバイザー。
キャッスルでは作家のキャッスルが
メンタリストではパトリック・ジェーンが
海外ドラマ 女性捜査官のファッションチェック - ♛Queens lab.
エレメンタリーでは薬物依存気味の
探偵?が
顧問として警察の手助けをしています。
海外ドラマ Sherlock Holmes - ♛Queens lab.
このドラマでは
歴史犯罪研究家バッカンが
そのポジション。
観光客相手に切り裂きジャックの
聖地巡礼?ツアーをしています。
観光客は面白半分怖いもの見たさで
参加していますが
彼はいたって大真面目。
最初は犯人と疑われたりもしますが
歴史的猟奇事件に詳しく
警察であてがわれた署内の地下の部屋に
たくさんの資料を持ち込んで
事件の捜査に協力しています。
ここまでなのか・・・
シーズン4まであるのだから
さぞかし人気があるのでは?
それぞれの刑事たちの
バックグラウンドなども
垣間見えてきたここでまさかの終了!
主演のジョー・チャンドラー役、
彼は後にSILKにも出演しています。
一日に何回もワイシャツを着替え
机の上には腕時計やペンをきれいに並べ
病的なくらいに神経質。
女性に対しては、中学生か!なレベル。
SILKではその真逆でした。
歴史犯罪研究家バッカンを演じているのは
イギリスでも有名な
俳優・脚本家・コメディアンで
下記にドラマでは複数の役で登場しています。
事件が起きたころと変わらないような
街並みや建物が
一瞬タイムトリップしたような感覚に。
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