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今話題らしいので・・・
きのう何食べた?は漫画原作のドラマ化作品。
あえてクッキングカテゴリーで
紹介するのは題名でもわかるように
ドラマ+料理のストーリーだから。
几帳面な弁護士シロー(西島秀俊)と
美容師ケンジ(内野聖陽)のゲイカップルの
何気ない日常を料理、食に絡めて描いています。
ここが気に入った
主に料理を作るのはシロー。
仕事帰りにスーパーに寄って
食材を買い物する。
特売に合わせてスーパーを使い分けるなど
その主婦感覚がいい。
食を絡めたストーリーは
食材にもいちいちこだわり
出汁を取るのにもかつおぶしを
削るところから始めたり
鶏がらでスープをとったり
意識高い系が多い気がします。
うんちくや講釈が多くて
上から感満載だったり。
シローさん、出汁は顆粒だし
麺つゆを希釈して使う。
そうなんだよ!働く主婦は
家に帰ったら洗濯物を取り込んで
間髪入れずに夕食の支度。
当然出汁は顆粒を使うのよ。
美味しいと有名な出汁や
調味料もありますが
シローさんはそんなの使いません。
だっていつも倹約しているんだもん。
シローが風邪をひいて
ケンジがご飯を作る回。
隣の部屋で寝ていたシローは
あー!水道出しっぱなしで・・・・と
気が気じゃない。
トマトの水煮缶を使う時、
その空き缶に水を入れて足すと
缶を洗う節約にもなる。
やってますよ私も。
作るのが面倒な時も有る
料理が好きでも
なんか面倒だなーって思う時も有る。
劇中でもそんな場面も出てくる。
特別豪華な料理じゃなく
ごく普通の食卓に並ぶようなメニュー。
一品は昨日の残りだったり、
冷蔵庫にちょこっと残っているものを
使っちゃおうって言う
どこの家でもあるような感覚。
何の決まり事もないから
佳代子さん(田中美佐子)。
安いけど多すぎる食材を
半分こしませんかってところから知り合った主婦。
※出会いのシーンでの佳代子さんの妄想が笑える。
佳代子が、シローさんはケンジさんを
心から大切に思っているのねと。
※セリフは違いますがこんな内容
ゲイのカップルは法律などで
認められているわけじゃない。
簡単に解消できるからこそ
お互いを大切に思う気持ちが無ければ・・・
※セリフは違いますがこんな内容
深いです。
声を出して笑っちゃう
漫才やコントを見て
面白いと思うけれど
思わず声を出して笑っちゃうことって
そんなには無い。
ひょんなことから知り合った小日向(こひなた)。
彼もゲイで航という恋人がいる。
航は漫画の(実在の漫画なのかわかりません)
ジルベールに似てるって言います。
ジルベールを検索して
ハーフの可愛いい男の子を妄想したシロー。
航を見て、え、え、え…と思ったのは
これ見てる人全員です。絶対!
シローさんは西島さんが演じているとおり
シュッとして長身のイケメン。
ゲイだということを隠しているが
インターンでやって来た女子学生が
自分に惚れちゃう妄想をしまくる。
ケンジさんを演じている西野さんは
男くさいイメージの俳優だと思うのですが
ピンクが好きで、可愛いものが好きで
細かいことに気配りが有って
嫉妬するところや喜び方が
乙女のようでなんだか違和感は有るのだけれど
だんだん見慣れてくる。
重箱の隅つつかせて!
シローさんの口癖は腹八分目。
だけど料理がおいしくて
ケンジはお替りしたがります。
鶏肉を焼いてトマトソースで煮込むシーン。
見間違いならごめんなさいなんですが
一口大に切った鶏もも肉に
皮がついていたような・・・
鶏の皮は取った方がいいのになって
変なところが気になった。
2人の出会いを振り返って
ひょんなことから・・・って話の
ひょんってどんな意味という会話。
私気になっちゃって調べましたよ。
諸説あるらしいです。
イスノキという木の別名説
イスノフシアブラムシが作る虫こぶ説
凶という文字の中国読みがひょん説
物知り気に言うときは
諸説あるけど凶の中国読って言っとけば
わかりやすいかも。
この説明が欲しかったな。
既に見た方はモヤっとしませんでしたか?
料理は誰かのために作るもの?
ケンジが晩ご飯いらない日は、
なんだか気が乗らない。
パパっと簡単にしようと思う。
専業主婦の昼ご飯ってこんな感じなのかな?
家族が全員外で食べて来る日は
ササっとお茶漬けで済ませちゃうのかな?
私は誰もいなくて自分ひとり飯のほうが
がぜん張り切っちゃう。
好きなものだらけの独壇場。
食の武道館オンステージ状態。
家事としての料理って
好き嫌いが分かれるけれど
必要な頻度が高いです。
義務としてチャチャっと
やっつけちゃうのもアリです。
シェフ気分で凝るついでにSNS投稿。
毎日の事だからこそ
手抜きの方法や
楽しみ方を見つけると
うんと楽しくなるかもしれません。
で、料理をする立場じゃないあなた!
作ってくれた人への感謝や敬意をお忘れなく。