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生きることって楽しいを見つけることじゃない?

洋画 ホイットニーヒューストン Wanna dance with sombody

ホイットニーヒューストン Wanna dance with sombody

2023年8月

Amazonprime字幕版で視聴

2時間24分

ヒロさんもお勧めの映画です。

エンダー!

伝記という言いかたがいいのかわかりませんが

ミュージシャンの人生を描いた映画で

ボヘミアンラプソディーが記憶に新しい。

フレディーマーキュリーの音楽へのこだわりが

半端ない。

だからこそ世界的に受け入れられ

没後も色々な場面で使われています。

彼の壮絶な人生の片りんに

涙が止まりません。

ホイットニーと言って誰もが

真っ先に思い浮かべるのは

映画ボディーガードのこの曲。

I Will Always Love You 

日本語に訳すとエンダー!です。

 

ホイットニーヒューストンを演じるのは

ナオミ・アッキー。

調べたところ歌のシーンは

ホイットニーの音源を使用していますが

音源が無い、冒頭のゴスペルのシーンは

彼女自身が歌っているそうです。

だけど彼女が歌っているようにしか見えない。

 

母親シシー・ヒューストン(シンガー)、

もしやと思って調べたら

LAW & ORDER:性犯罪特捜班で

監察医メリンダ を演じている

タマラ・チュニーでした。

彼女の歌が、またすごいのですが

ご本人なのか吹き替えなのかは

わかりません。

 

すごい歌声にはすごい曲

音楽プロデューサーのクライヴに

どんな曲が好きか?

そう聞かれて彼女が答えたのは

すごい曲!

すごい声のための凄い曲。

 

アーティストの私生活にかかわる気は無い。

ベビーシッターでもキャンプの指導員でもない。

ラビでもない。

音楽を知っているものとして

24時間君を支える。

プロデューサーとシンガーが

同じ力関係でホイットニーを作り上げていく。

 

のぼりつめた先に有るもの

ホイットニーが有名になるにつれて

黒人っぽくないという批判

黒人アーティストの魂を売ったと

言われるようになる。

 

シンガーである妻のツアー中

ホイットニーの父親は

子供の世話に明け暮れる無職の身。

夫婦喧嘩が絶えなかった。

彼女が安らげる家庭を求めて

結婚したボビーブラウンは

それにふさわしい相手じゃなかった。

 

ホイットニーが成功するにつれ

父親が事務所を牛耳るようになり

ホイットニーはもはやみんなのATMに。

そして彼女もそれを自覚する。

 

そんな時逃げる場所、それは

お酒やギャンブルや・・・・

彼女が選んだのは麻薬。

 

プロデューサーのクライヴは

今こそ君を助けたいと言うが

私生活には口を出さないのでは?と。

 

ビートルズにも勝った。

エルヴィスにも勝った。

白人にも人気の初の黒人女性。

引き換えに多くのものを失った。

それが彼女の言葉。

 

ドラッグは神と歌うためのはしご。

クライヴは最初から君は

神と歌っていたって言うけど

もう誰の言葉にも耳を貸さない。

 

感動のシーン

沢山のヒット曲が聞けるのも

映画の見どころですが

スーパーボウルでの国歌斉唱は

アメリカ人じゃないのにジーンと来て

思わず鼻水が!

涙じゃないんかい!

 

ラストのエンドロールには

彼女の偉業が連なり

実際の写真が並べられます。

初めてプロデューサーのオフィスを訪れた時

トレーナーにデニムにスニーカー。

それと同じ写真も出てきます。

 

2012年2月麻薬の使用で亡くなった彼女は

まだ48歳。

 

若いころ、歌詞にピンと来なくて

没にした曲が有りましたが

何年か後に色々な経験を重ね

今ならその歌詞が理解できると

選んだ曲が有ります。

 

シンガーだったママが彼女に言ったのは

歌は頭と心と度胸で歌うもの。

年齢を重ねれば体力も衰え

音域も狭くなるかもしれませんが

物を感じる力や表現する力は

高まっていくのではないでしょうか。

そんな成熟した歌声を

聞くことができないのは

とても残念です。

 

誰かと一緒に踊りたい

彼女は言います。

誰かと踊りたいのに

わけが有って踊れない。

 

私が一番好きな曲はこれ


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