♛Queens lab.

生きることって楽しいを見つけることじゃない?

海外ドラマ マダム・セクレタリー

dolly9.jpより引用

左から2番目のキャット(政治閃絡担当のスタッフ)

グレイズアナトミーのカリーです。

攻めてるヘアスタイルとファッション。

このイメチェンにびっくり。

マダム・セクレタリー

以前も記事で紹介しました。

海外ドラマ マダム・セクレタリー - ♛Queens lab.

海外ドラマ マダム・セクレタリーのサイドストーリー - ♛Queens lab.

セクレタリーというと 秘書を思い浮かべますが

 地位の高い人がsecretな事を 任せた人という

語源から由来しています。

このドラマでは国務長官である彼女を

こう呼んでいます。 

 

最終回まで見られます

上記リンクの投稿時は

シーズン2まででしたが

2023年11月現在では

最終回まで視聴できます。

(Hulu)

 

シーズン5-1では

ヒラリークリントンが本人役で登場。

彼女はアメリカ初の

女性大統領にはなれませんでしたが

マダム・セクレタリーであるエリザベスは

初の女性大統領に就任します。

 

このドラマではロシア、中国だけではなく

実在する国名がバンバン出てきます。

 

そしてその関係性も

デリケートな設定だったりします。

 

架空の国とか実際の国名でも

存在しない役職の人ならまだしも

フィリピン大統領が彼女にセクハラして

殴られるという設定は

国際問題にならないのでしょうか?

 

ダライラマが訪ねてきて

時期後継者として幼い子供を指名しますが

これって中国にとっては神経質になっている部分で

それに関してアメリカが関与したとかしないとか

ややこしい問題が勃発します。

もちろんダライラマはご本人ではなく

役者が演じていますが

外交問題に発展しないのかと

見ていてハラハラしちゃいます。

彼のことが気になる

シーズン1,2を見た方は

ロシア人でアメリカのスパイになった学生の

ディミトリがロシアで拘束され

エリザベスの夫のヘンリーたちの尽力で

(って、そもそもヘンリーが誘ったんだからね)

アメリカに戻ることができたのが

シーズン2の感動のラストでした。

 

で、シーズン3はそこから始まると思ったら

全く触れられてない。

ディミトリ役の彼、降板?

あの件は無かった事に?

(すぐ降板を疑う私)

 

大丈夫です。

ちゃんと登場しますので

しばしお待ちを!

 

ヘイトクライム

アメリカで問題になっている…

世界で問題になっているヘイトクライム。

 

人種、宗教、思想、民族など

特定の属性に関して嫌悪感を抱き

攻撃したり嫌がらせをしたり。

 

その中には性別によるものも有ります。

女性が自由に出歩けない、

教育を受けられない、

婚姻を強制される・・・

それとは真逆のアメリカでさえ、

大統領が女性というだけで

政治的なバッシングが始まります。

いえ、政治的というより

家族の行動まで取りざたされ

審問会にまで発展します。

このエピソードでは

プリズンブレイクのあの人が

すんごいやな奴で登場します。

 

本当は大統領になりたい気持ちは

みじんもなかったのですが

魑魅魍魎(ちみもうりょう)だらけの政治家の中で

国民のために、平和のために、

子供たちのために、世界のために

立候補し、その座についた彼女を

そんなにいじめないでくださいって

真剣に思っちゃいました。

 

民主主義とは

民主主義って平等とはちょっと違う。

ベンジャミ・ンフランクリンの言葉が

まさに的確に言い表しています。

 

民主主義とは2匹の狼と

1匹の子羊が昼に何を食べるか

投票で決める事。

自由とは投票結果に対抗するために

武装した子羊の事。

(ドラマに出てきたセリフです)

 

外交は結局取引と駆け引き

政治にはあまり詳しくありませんが

このドラマを見ていると

アメリカの外交姿勢がよくわかります。

 

何かをお願いする時、

これがアメリカの利益目的ではなく

CO2削減や難民の受け入れ問題などでも

「戦闘機2機あげるから協力して」

みたいな、駆け引きで決まるようです。

 

正しいことをしようとしても

それぞれの国の思惑が絡むと

簡単に賛成してはもらえません。

 

ドラマを見ている限りでは

少なくともダルトン大統領や

後のマッコード大統領(エリザベス)は

世界のために動いていますが

現実はどうなんでしょう?

 

ホームドラマとしては、めでたしって言うことで

私は面白かったのですが

このドラマも打ち切りになったらしいです。

大統領になって

足を引っ張られながらも

何とか国民の信頼を得たこの辺りで

お開きというのもアリだと思います。

 

エリザベスが大統領になったことで

マッコード家はホワイトハウスに越してきます。

長女が式を挙げるはずだった木造の教会が

式の前日に焼失し

急遽ホワイトハウスで挙式をすることになります。

 

最後はめでたしでまとめちゃった感は有りますが

お堅い政治ドラマというよりは

ホームドラマのママの職業が

ちょっと普通の家とは違う。

そんな感じです。