♛Queens lab.

生きることって楽しいを見つけることじゃない?

海外ドラマ ジュリー・デューティー17日間の陪審員体験

www.amazon.co.jpより引用

 

2023年8月

Amazonprime字幕版で視聴

アマゾンのジャンルは

コメディになっています。

そしてよく読むと

ドキュメンタリー風コメディーと。

 

模擬裁判を役者が演じているという

説明が流れます。

 

ジュリー(Jury)は陪審員の事。

 

アメリカの刑事ドラマや裁判ドラマを

よく見ます。

Objection !

度々登場する言葉。

反論という意味で「異議あり!」

エピソード1 予備審問

正式な裁判の前に起訴するかどうかを

審議する場です。

ここでは陪審員の採用を決めます。

控室での会話

「どうすれば不採用になるかな?」

「差別主義者のふりすればいい」

 

裁判長が今週一週間、

毎日出廷できない人を聞きます。

手術をする人。

子供のお迎えがある人。

私には向いていないと言う老女。

どうぞお帰りくださいと言われる。

とにかく一度は出廷する。

 

1時間の休憩の間フードトラックが来るので

お好きにどうぞ!

あら、ちょっとそそられる・・と思ったら

裁判所のおごりではない。

裁判所から勝手に出ると

法廷侮辱罪になります。

 

子供が沢山いて…36人…面倒を見ないと。

この高校教師は帰っちゃダメ。

 

恋人との旅行もキャンセルしなきゃダメ

 

みんないろいろな理由で

回避しようとします。

 

もし陪審員に選ばれたらどうしますか?

興味がある方も多いと思いますが

私はやりたくありません。

 

守秘義務とか無理!

 

弁護人と裁判官が調整し

12人+補欠2人の採用を決める。

 

法廷ドラマを見ていると

検察側、弁護側それぞれが

陪審員の中から自分サイドに

不利な感情を持っているような人を

忌避する場面が出てきますが

州により違うのでしょうか?

 

真正に審理し~という宣誓をする。

 

一週間分の宿泊準備をして

明日10:00に出廷すること。

通うのではなく隔離されるのです。

エピソード2 冒頭陳述

検察官、被告、弁護人が

事件や証拠に関して述べる場。

 

隔離の意義が説明される。

法定外の事象に影響されず

評決を下すため。

事件の調査や実験は不可。

電子機器や媒体の利用禁止!

 

必要な番号だけメモして携帯は回収。

なんだかゆるい囚人扱い。

メモを見て公衆電話は利用できる。

 

株の売買ができない。

仕事のオファーの電話が受けられない。

 

陪審員が脅迫されたり

買収を避けたり

意味は分かるけど

何も悪いことをしていないし

自分が望んでもいないのに

こんな縛りが有るなら尚更

引き受けたくないです。

 

今回隔離になった理由は省略します。

隔離されない場合もあるようです。

miyapedia

州によっても違うのかもしれませんが

陪審員の召喚は郵送で来るようです。

 

短い時は1日、1か月以上に及ぶことも有り

よっぽどの理由が無い限り

拒否はできないようです。

その間、会社は給料を支払い

裁判所からの日当は

会社に支払われるそうです。

end

 

廷吏・・・裁判所の役職で

警備員のような制服を着ていて

陪審員の世話など諸々を担いますが

私設廷吏を雇えば

隔離の場合でも家に帰れます。

ただしその人も家に一緒に来ちゃいます。

 

ホテルの食事はみんなで決めて

近くの店から配達してもらいます。

なんか不便よね。

 

このドキュメントで冒頭陳述は

検察、弁護人側がそれぞれ

事件の概要を動画を作って説明する。

これ、イメージを植え付けかねないね。

あくまでもドキュメント風なので

弁護側の動画がクラウドにつながらなかったり

不具合の連続・・・はコメディー要素です。

 

エピソード3 陪審員長

陪審員長は

彼らの様子を見ていた廷吏の

アドバイスを考慮して

裁判官が任命する。

ドラマではその辺の経緯が

描かれていないので興味深い。

 

出会ったばかりの人たちを

まとめるのも大変です。

そして、70代の陪審員が

多々居眠りをします。

それを注意するのも員長の役目。

エピソード4 現場検証

この裁判の被告は、酔って(薬と酒)

工場でやらかして大損害を与えた

従業員が被告で経営者が原告

 

陪審員たちは現場検証のために

その工場へ行きます。

そんなシーンも映画では見たことが無い。

 

工場見学の後

全員でレストランに入る。

毎日の食事代を大幅にオーバー。

その辺もドキュメンタリーなので。

 

だんだん、大人の修学旅行みたいに

なってくる。

 

エピソード5 非効果的証言

被告側の証人は

その人となり・・・実はこんなにいい人

そんな証言をしますが

有人も、母親も

結果的に原告側に有利な

証言をしてしまう。

 

代理人(弁護士)は

被告の自堕落な生活や

無能ぶりを指し示し

こんな人間を働かせるのが

間違いだと言い出す。

 

これは非効果的証言だと

被告が言い(ネットで調べたんだって)

これ以降は自分で弁護し

弁護士は共同代理人になる。

 

非効果的証言をネットで調べたけど

言及は見つからなかった。

意味は何となく分かるけどね。

 

生真面目で小心者のオタク系ノアが

とんでもないことを言い出す。

こんなのアリ?

ドキュメンタリー風コメディーですから。

 

エピソード6 最終弁論

被告の代理人である弁護士は

なかなかの無能ぶりで

被告は自分が代理人になると言い出します。

 

無能だと言われていた彼が

予想外の活躍で‥‥となれば面白いのですが

人間そう変わるものではありません。

 

最終弁論はそれぞれの代理人が

陪審員に向かって

総まとめ的な主張をします。

 

・・・ところが被告は

最終弁論の準備をしていませんって言いだす。

最終弁論なしで審議されることも有るようです。

 

メンバーの一人が誕生日なので

公園で誕生会をやることに。

刑事事件ではなく民事だし

なんだかお気楽な裁判ですが

陪審員たちは

そこそこ楽しんでいるようで・・・

ドキュメンタリー風だからね。

 

被告が最終弁論します。

私は無罪です。

民事なので責任の有無を審議します。

ここは責任は有りませんと答えるところ。

この事件で・・・事故でと

裁判官に注意されます。

 

今まで弁護人と書いていましたが

正確には原告側も被告側も

代理人という立場です。

 

そしていよいよ明日から

陪審員の審議が始まります。

 

エピソード7 審議

被告の罪は

重大な注文を誤り大損害に発展し

気を失い商品の上に倒れ失禁し

原告(経営者)は彼のせいで

仕事を失い精神に支障をきたした。

 

審議まで3週間・・・長い!

 

陪審員が出す評決は

全員一致でなけらばならない。

 

賛成、反対、迷う人。

 

一回目の投票で、

被告に責任ありは1票。

 

陪審員長は彼と話し合う。

で、彼がとんでもないことを言う。

陪審員たちともう少し一緒にいたい。

妻とは別居中で、家はむなしいから。

 

なんだろうこの人。

ドキュメンタリー風だからね。

 

評決は被告に責任なし。

 

陪審員長に裁判長が言います。

これは私にとって最後の法廷ですが

最初でもある。

私は判事ではないし

あなたも陪審員ではない。

エピソード8 評決

ここでエピソード8について

書くところなのですが

あえてそれには触れません。

 

ジュリー・デューティーをみて

「退屈だ、つまらない」と思って

飛ばしてもいいのですが

エピソード8は必ず見てください。

 

ある陪審員が言っていました。

「人間の臓器の中で一番傷ついているのは心」

ストーリーとは関係ないですが

なんかちょっと響きました。