Amazonprimeより
レッド・クイーン
2024年3月Amazonprime
吹き替え版で視聴。
スペイン文学界を席巻した
ファン・ゴメス=フラドの小説を
ドラマ化したもの
と、書いてありました。
オープニングには
一部の描写についての
注意書きが流れます。
シーズン1
エピソード1 1つのジャンプ
アントニア・スコット 5A(部屋番号)
訪ねてきた男に彼女は言う。
あんた、バスク出身の警官
トラブルを抱えたゲイ
でしょう?
彼は一緒に来てほしいと言う。
それを断る彼女。
彼は警部のグティエレス
仕事の失態を挽回するため
メンターから与えられた交換条件は
彼女を連れ戻すこと。
ちなみに彼女のIQは242。
【メンター】
伴走者、指示役、指導者
エピソード2 1つのタトゥー
ラモン・オルティスの娘が拉致される。
メンターと名乗る男はこんな風に説明する。
常人には想像もつかない犯罪。
それは報道すらされない。
モンスターは存在するのに
警察は後手に回っている。
その打開策がレッド・クイーン。
組織に縛られず
数年前ヨーロッパから
優秀なエージェントを集めたプログラム。
並外れたIQを持つアントニアは
そのプロジェクトには不可欠な人材。
そして、彼女を支える従者として
グティエレス警部が選ばれた。
はみ出し者だが世の中を知っている。
直感力も度胸も有り、
何より彼女から好かれている。
それが彼を選んだ理由。
2人はラモン・オルティスの娘の
誘拐事件に取り組む。
グティエレス警部とアントニオの
やり取りは
なかなか面白いのだけれど
拉致に関しては見るに絶えない部分も有り
そこは飛ばしました。
彼女は数少ない情報から
色々なヒントを得ていきます。
エピソード3 1つの錠剤
アントニアには一つ弱点がある。
時々起こす発作で幻覚を見る。
その時彼女に薬を渡すのも
グティエレス警部の重要な仕事。
IQの高い彼女に対し
メンターはもっと上を望んだ。
視床下部を刺激し
ヒスタミンを増やし
常に覚醒状態になる薬を与えられ
明晰さ集中力を高めるために
その副作用が代償だった。
ストレス状態に陥ると
脳が暴走する。
エピソード4 1つのオムレツ
このドラマでは現在と
彼女が今に至るまでが交錯して描かれる。
彼女はエゼキエルに拉致されるが
それは彼女にあえてメッセージを
与えるためだった。
グティエレス警部は映画好きなようで
ヒッチコックの鳥のよう
スカーレットお嬢様
(風と共に去りぬ)
ラボのスタッフをCSIと呼んだりする。
エピソード5 1つの決断
警察も彼らも誰が犯人かを
突き止めた。
だけど犯人の方が一枚上手。
グティエレス警部とアントニアは
警察からかかわるなと言われるが・・・
そしてアントニアはメンターから
用済みだ、もうレッド・クイーンではないと言われる。
エピソード6 1つの変装
ファハルドとその娘サンドラ
主導権を握っているのはサンドラ。
はっきり言葉に出しては言わないが
たぶん彼女は性的虐待を
受けていたのだと思う。
そしてその代償として
彼は娘の言いなりになっている様子。
サンドラの主張はこう、
親を罰するにはこどもを使うのが有効。
サンドラはアントニアに変装し
アントニアの父親に親権を奪われた息子、
ホルヘを誘拐し、
アントニアは追われる身になった。
アントニアを罰するために子供を使う。
アントニアもまた変装して
警察の目をくらます。
変装は自分と真逆にするのが鉄則。
エピソード7 1つの鏡
詳細は見て確認していただくとして
めでたしで終わります。
グティエレス警部とアントニアのハグは
感動すら覚えます。
ファハルドと娘サンドラの動機づけが
いまいち理解しにくいのですが
実は終わってはいない。まだ謎が残る。
ファハルドの娘サンドラの墓を確認したら
死を偽装でしていたのではなく
実際に死んでいた。
だったら、あのサンドラは誰?
レッド・クイーンとしてのアントニアを
表に連れ出したい彼のゲームに踊らされた。
彼・・・ミスター・ホワイト
シーズン7の「鏡」は何を意味しているのか?