FRINGE
服飾用語でいうフリンジは
マフラーの端のふさふさとか
スエードのウエスタンジャケットのビラビラ。
ご紹介するドラマフリンジは
フリンジサイエンスの事。
日本語でいうところの境界科学、周辺科学。
って何?
非主流化学ともいわれているものです。
簡単に行ってしまうと
説は正しいが主流ではない科学。
立証されていない非科学的な科学。
このドラマはそんな強大な陰謀に立ち向かう、
科学サスペンスです。
エピソード1のここにご用心
第一話目はパイロット版の【フライト627】
海外ドラマって、パイロット版を放送し
その評判の良しあしで打ち切りになったり
継続が決まったりします。
エピソード1はフライトってつくくらいだから
機内の様子から始まります。
ひとりの乗客がCAやパーサーに
訳わかんないことを言い出して大騒ぎに。
ここまでは大丈夫。
副操縦士がコックピットから出て様子を。
戻ってきた彼にキャプテンが
どうした何が有ったかって聞くんですよ。
副操縦士は答えません。
キャプテンが半ギレで「いったいどうした」
そう言って振り向くと
キャー!
ここの部分の数秒は見ない方が良いです。
辞めといたほうがいい。
いや、無理にとは言いませんが
見たら後悔します。
登場人物のここに注目
オリビア・ダナム
FBIのフリンジチームで不可解な事件を捜査します。
子供の頃、ウォルター・ビショップ(後出)の
脳の実験の被験者になった経験があり
微弱な超能力を持っています。
後々彼女のそんな部分も
ストーリーにかかわってきます。
ウォルター・ビショップ
いわゆるマッドサイエンティスト。
長年精神病院に隔離されていたが
フリンジチームに協力するために
社会復帰。
ちょっと浮世離れしています。
ピーター・ショップ
ウォルター・ビショップの息子ではありますが
ちょっと複雑です。
実は彼はパラレルワールドからやってきました。
ビショップ親子はIQが高い。
パパビショップが言います。
「私よりIQが低い人間の意見は聞き入れない!」
傲慢な感じもしますが
ちょっとおとぼけで
かわいいおじちゃまです。
なんだかこれ・・・・
段々見て行くうちに、何かに似ている?
そう!Xファイルに似ています。
科学では証明できない不可解な事件を追って行きます。
軸になるストーリーにからめ
毎回何らかの謎を解決していく。
正確に言うと解決ともまた違う。
謎が解明はされませんがとりあえず決着と言う感じです。
シーズン2では、イギリス王室を離れたメーガンさんが
出演しています。
オムレツ事件
エピソードナンバーは忘れちゃいましたが・・・。
朝、研究室にやってきた息子ビショップが
オムレツを見つけて食べようとします。
パパビショップが阻止します。
オムレツでなんだか気持ち悪いものを培養しています。
丁度養分としていいみたいです。
息子はゲッ!って感じ。
パパは折角の実験が台無しだって。
そして私は無性にオムレツが食べたくなった。
まさに「こんな夜更けにオムレツかよ」状態
※意味わかんない人はスルーで。
アマプラを一旦停止し
バターたっぷりでパセリ入りのオムレツを。
この行動力と情熱をぶつける場所
もっと他にあるだろうと自問自答。
そして、気持ち悪いものの培養に使っているこれを
気持ち悪いどころか
食べたいと思う女子力の低さ。
アタシ、そんなの食べられな~い!
本来はそうあるべきでしょうか?
食への熱意が他に向けられていたら!#クイーンの第二部 pic.twitter.com/aBGTp3ore6
— 421miyako (@421miyako1) 2020年10月4日
ある意味これは面白い
海外ドラマ好きのブログ仲間
あとかさんも実はこのドラマの記事を書いています。
このドラマを知ったのもこの記事から。
お仲間と同じテーマの記事もどうかと思うのですが
全く表現が違います。
あとかさんの記事は引き込まれるような文章力と
きちんとした構成力で誠実さを感じます。
抽象的なテーマなら
色々な書き方が有りますが
全く同じドラマを
それぞれがどんな風に表現し
どんな切り口で書いているか
一見の価値が有ります。
2つセットで読んでみてください。
やっぱり、アタシ、そんなの食べられな~い!って
鼻にかかった声でいうべきでしょうか?
それで騙されていただけるなら、いくらでも。