♛Queens lab.

生きることって楽しいを見つけることじゃない?

介護のお話し 要介護判定と認知検査とIQテスト(問題付)

レーヴン漸進的マトリックスによる試験より

要介護判定の基準はわからない

要介護認定とは

日本の介護保険制度において、

被保険者が介護を要する状態であることを

保険者が認定するものである。

過程においては日常生活動作の評価がなされる。

Wikipediaより

 

要介護認定の判定

介護サービスの必要度を測る判定です。

市区町村の認定調査員が訪問し

心身の状況を調査します。

主治医による意見書の内容に基づき

コンピューターで一次判定が行われます。

 

要介護認定審査会の

主治医意見書確認二次判定で

最終的に認定されます。

 

諸説ありますが

明確な基準が書かれたものは見つかりません。

判定者によっても多少違うようです。

 

母の介護認定に立ち会いました。

お名前は  ちゃんと言えます。

生年月日は ちゃんと言えます。

今日は何月何日何曜日?

、、、、忘れた。

私も忘れた。

曜日はゴミの日があるから

忘れませんけど

仕事を辞めると

書類を書いたり伝票を書いたり

納品日を考えて出荷することもないので

特別のイベントが無い限り

日付なんか意識していません。

 

全部覚えていないけれど

絵を見せてこれ何するもの?

みたいなのもありました。

 

包括事務所の方が言うには

毎日ジョギング出来ても

家の帰り方がわからないと介護度は高くなる。

頭脳明晰でも寝たきりだと介護度は高くなる。

色々な角度から検討するのでしょうね。

 

なぜそれが大事かというと

要介護度によって

受給できるもの

受けられるサービスが違います。

家で介護するなら

より多くのサービスを受けられる方が

得だということです。

 

ところが、老人ホームに入るとなると

これは逆転します。

特養、民間のホームにかかわらず

要介護度が高い方が月額も高くなります。

※母が入所している施設は

 月額の基本料は一律で

 要介護の度数により

 別途費用が加算されます。

 

つまり施設に入所する場合は

介護度が低い方が費用が抑えられます。

 

認知検査とIQテスト

施設での最初の往診時に

口頭のやり取りで

認知検査が行われました。

 

IQがどうのってありますよね。

いわゆる知能指数の検査ですが

あれも訓練によって

指数を上げられると言われています。

 

一見クイズのような問題です。

もし、できなくても

答えを見て考え方が理解できれば

次は正解を出すことができそうな

問題ばかりです。


認知症スケール長谷川式

検索していたらこんなのを見つけました。

母が受けたテストと全く同じでした。

年齢を聞かれた時、

誤差2歳まで正解だそうです。

 

何年何月何日何曜日

年、月、日、曜日のうち1つできれば

得点1,全部正解なら4です。

 

今いる場所はどこ?

 

母は病院と答えました。

リハビリをする施設と教えているので

テストが終わった後、

その旨は伝えました。

 

3つの言葉を聞いて

時間がたってからそれを言うテストは

全くこれと同じでした。

このどちらかを質問するそうです。

問題を見ると

花、ペットの動物、乗り物

 

1 桜、猫、電車

2 梅、犬、自転車 

 

100-7=?

これはちゃんと答えられました。

それから7を引いたら・・・

これは答えられませんでした。

だって普通の生活で

引き算なんかしないよね。

 

私だってどぎまぎしちゃいます。

引くなら5ずつにしましょうよ。

93-7でしょう?

90から7引いて83に3足して86か!

私はそろばんやっていないので

暗算の時はこんな風に計算します。

99×5の時は

100×5から5をマイナスします。

 

そう言えば高齢者の免許更新のテストを

TVで見ましたが

総理大臣のフルネームとか聞かれていました。

やーだ、岸田さんなんて名前?

文雄さんでした。

これと運転って関係あるのかな?

 

話を元に戻しますが

認知度テストの中で

5つの関連の無い品物をみせて

何かを聞いて覚えて

それを思い出して言います。

 

ボールペンを見せたら万年筆と答え

その後ペンって訂正していました。

全面に数字のキーがついている、

ピッチみたいなのを見せたら

電卓って答えました。

確かに見えなくもない。

これ、スマホって答えたらなのかな?

ガラケイが正解なのでしょうか?

 

認知検査に関しては

頑張って訓練するより

ちゃんと現状を把握した方が

良いと思いますが

母の回答、なんだか微笑ましくて

笑っちゃいました・・・電卓のくだり。

 

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この記事は私の介護体験を

書いています。

医学、介護の専門家ではないので

それぞれの状況により

対応も異なることを理解したうえで

参考にしてください。