シャネルと言えばこれ
香水を思い浮かべる人もいれば
シャネルスーツをイメージする人も。
その中でもド定番がバッグのマトラッセ。
キルティングを施した皮のバッグ。
留め金にはCCの飾り
そして皮テープを通したチェーン。
こんなのです・・・って写真が無い。
娘にあげてしまって
家にはありません。
私は中身で勝負できますが
若い頃にはブランド物のグッズに
力を貸してもらう事が必要な時もあります。
第二弾はイメージを変えて
前回は、カーキにロゴを刺繍して作りましたが
今回も作り方は全く同じです。
裁断、縫い方などは下記リンクから。
変更したのは
①黒のソフトデニム生地
②自作のワッペンを付けた
③中に入れる底板を作った。
④シャネルチェーンの持ち手
布選びは大事
今回黒にするのは決めていましたが
生地が柔らかくてハリが無かったので
両サイドがちょっとなよってなっちゃいました。
あまり硬い生地は縫いにくいですが
ある程度のハリは必要です。
内側の生地は前回と同じ
生成りのシーチングを使用しました。
黒を合わせても良かったのですが
中が黒いと細かいものを探しにくいです。
柄物の場合は選び方が難しいです。
柄によっては安っぽくなります。
真っ赤な無地でもよかったかなって思います。
自作のワッペン
自分のロゴを付けたかったのですが
刺繍ってなかなか難しいです。
前回はヘタウマ的な感じになりましたが
今回はこれを使ってみました。
PCでデザインしてプリンタで印刷できます。
頻繁に洗濯する場合は色あせするようですが
バックなので大丈夫。
中に入れる底板
かなりハリが有る素材の場合は
大丈夫かもしれませんが
布製のバッグは荷物を入れると
中心が下がってしまうので
型崩れします。
底板を入れた方がきれいです。
前作と同じサイズなので兼用はできますが
良いものが有ったので専用に作りました。
手芸店や通販でも買えますが
私が使ったのはこれ、ポリ？のファイルの表紙。
カッターで切れます。
参考までに。
サイズや厚みも色々あります。
既製品の布バッグに入れてもいいですね。
袋状に3辺を縫って裏返し
板を入れて綴じてもいいのですが
大して大きくも無いので
一周手縫いで作りました。
ゆるすぎたり小さすぎる失敗が無いので
この方が楽です。
見えない部分ですが
ここにもタグを付けました。
シャネルチェーンの持ち手
一番大変だったのがこれ。
通販でも売られていますが
ほぼ40㎝と120㎝。
そして良いなって思うと意外とお高い。
どうやって止めつけるかも
やってみないとわからない。
シャネルチェーンの量り売りが無いので
貴和製作所で
チェーンとテープを買いました。
ここで気をつけなくてはいけない事。
別々の店や売り場で買うと
テープとチェーンのサイズが合わない可能性が
あります。
新宿ルミネ２のショップで買ったので
（ワンフロア）
スタッフに確認してもらって
決めました。
もう一つ。ここのショップでは
10㎝単位で購入できません。
たしか、50㎝単位か1m単位だったと思います。
テープはチェーンをくぐらすことで
多少長さをとられるため
チェーンと同じ長さだと足りなくなる場合が有ります。
他の工程は二度目だったので
手際よくできましたが
一番苦労したのが、このチェーン。
テープを当す時にチェーンがねじれます。
イメージがわかないと思いますが
ねじれます。
※シャネルのバッグのチェーンはねじれません。
チェーンは専用のペンチみたいなので切りますが
つなぎ目を引っ張って開くこともできます。
※手では無理です。ペンチみたいなので。
ビギナーズラック
一つ目は何の失敗も無く
逆に怖いくらいにうまくできました。
ビギナーズラックとはよく言ったものです。
生地の選択を間違えた
失敗とまでは言いませんが
もう少しハリが有る生地を選ぶべきでした。
ハトメの位置を間違えた
ハトメの間隔を縁から縁までではなく
中心と勘違いして
中央に寄りすぎました。
おかしくはないのですがちょっと納得いかない。
生地は多めに買ったので
やり直しもできますが
（3日くらい悩んだ）
ハトメが外れなかったのでやめました。
前回のハトメはシルバーカラーにしましたが
今回はチェーンに合わせて当然金色。
これ、同じメーカーの色違いなんですが
金の方がお高い！
色がゴールドなだけなのに。
ハトメ・カシメなどについても
上記のリンク記事に有ります。
ポケットのサイズを間違えた
これも言わなきゃわからないし
支障はないのですが
ファスナー無しのポケットの
タックのサイズを間違えました。
これが有ると便利
前回のトートバッグの記事でも
紹介していますが、これはぜひおすすめです。
そしてもう一つ購入したのがこれ。
直線縫いばかりなので しつけはしませんが
マチ針より使いやすいです。
今回中板をくるんだ時には
町張りがさせないので重宝しました。
洗濯ばさみでも代用できますが
外しながらミシンをかけるので
小さい方が扱いやすいです。
掴む部分の長さが微妙に違い
100均のより使いやすいです。
（両方持っています）
DIYは楽しい
何でもいいんです。
何か作るのが好きなんです。
ただ、作る工程を楽しんで終わるより
使えるものは、より楽しい。
なんだかんだ言っても
オンリーワンのオリジナルは嬉しい。
手作りだと通園バッグみたいになりがち。
持ち手をチェーンやレザーにしたり
ハトメを使ったり
オリジナルワッペンを付けることで
既製品っぽく見えます。
