クリティカル 緊急救命チーム
クリティカル=重大な・危機的な
大病院のERを舞台にした医療ドラマです。
あまり見慣れないイギリスのドラマなので
俳優陣も見知らぬ人ばかり。
それが逆に新鮮でした。
Amazon・Huluで視聴可能です。
(2021年12月4日現在)
試聴要注意
最初に言っておきます。
医療ドラマ、ましてやERなので
手術シーンや鳥肌が立つような
けが人なども出てきます。
私は手術シーンを見ながら
ご飯が食べられるという稀有な図太さを
持ち合わせておりますので
開胸、開腹はこうやるんだ。
こんな器具を使うんだ。
目にすることのない人体内部など
興味深く見ていましたが
真逆の神経細やかな方は
たぶん試聴できないと思います。
アメリカドラマとはだいぶ違う
医療の現場と言っても
ドラマでしか見たことが無いのに語るのもアレですが
今まで見ていたアメリカのドラマとは
色々な点で違います。
手術シーン多め
リアリティーを追及しているのだと思いますが
手術のシーンんが大半を占めています。
とにかく長い。
大抵の医療ドラマの場合、
そこはチャチャっとすまして
登場人物のエピソードや
手術に至るまでの紆余曲折などに
時間を割いているような気がします。
道具やシステム
自己紹介
ERなので緊急手術になりますが
ひとりひとり自己紹介します。
麻酔医の○○です。
担当と名前を言いますが
もし初対面だとしたら
一気に言われても覚えられますか?
いくら医師が頭脳明晰でも。
手術着
ドラマERでは患者が運ばれてくると
ユニフォームの上から
黄色い透明のかっぽう着みたいなのを着ます。
クリティカルでは
不透明な黒いゴム製のようなものを着ます。
ERやグレイズアナトミーでは
手術用の帽子はそれぞれが柄物などを着用していますが
ここでは、お揃いのグレーのニットキャップ。
シカゴメッドではえんじのユニフォームだったり
それぞれの設定により多少は違いますが
その辺も興味深いです。
ついでですが、警官が出てきた時
帽子の巻の部分がチェッカーだったので
イギリスドラマを認識しました。
タイマーON
患者が処置室に入るとすぐに
AmazonfirestickTVみたいなリモコンで
壁のタイマーをONします。
CTを撮りに場所を移動すると
その場所でタイマーを同期します。
今まで見たドラマでは
○○を投与して何分とか
心肺蘇生を始めて何分とか
項目ごとに時間を気にていました。
コーディネーター
このポジションは今までで初めてです。
手術におけるコンダクターのような役割で
それぞれに指示を出します。
かと思うと執刀もします。
メインはどっち?
かなり立派で近代的な病院です。
入り口は吹き抜けになっていて前面がガラス張り。
グレーズアナトミーの病院と似ています。
たいていの医療ドラマでは
患者や職員それぞれにドラマが有り
それに絡めて話が展開していきます。
医師や看護師の恋愛事情や
医師としての葛藤
上層部との価値観の違いから生まれる確執など
人間臭い部分も多いのですが
このドラマではその部分についての
言葉や説明が少な目です。
大部分が手術の経過です。
ストーリーにおいても
AとCを見せて、
その間にBが有るのは当然なんだから
そこは自分で察しましょう的な感じです。
このドラマならではなのか?
イギリスドラマにありがちなのか?
残念ながらシーズン1しか見られていないのですが
ちょっとずつ医師たちのエピソードが出てきたので
今後に興味が有ります。