www.amazon.co.jpより
ヴィーガンス・ハム
2024年2月Amazonprime
吹き替え版で視聴
１時間27分
フランスのブラックコメディー
原題 Barbaque（バーベキュー）
英題 Some Like It Rare
(レア好きな人もいる)
ヴィーガン対こだわり精肉店
ヴァンサンとソフィー夫婦が営む
パスカル精肉店。
ヴァンサンはちょっとこだわりが強いタイプ。
店の経営状態はいまいち。
そうなると大抵夫婦仲もいまいち。
ある日、ヴィーガンの集団に嫌がらせを受けるが
その中の一人を運転中に見つけ
轢き殺してします。
解体はお手の物
警察に連絡しようとしますが
妻は止めます。
お酒を飲んで酔ってるし
車には猟銃もあるし。
肉屋の本領発揮で、轢いてしまった彼を
さばきます。
この辺はなかなかグロいので要注意です。
調理場にいた愛犬が
舌なめずりをするので
さばいた耳を投げてやると
それはもうおいしそうに食っちゃいます。
ブラックすぎる！
イラン豚
夫が寝ている間にその肉を妻がハムに。
もちろんアレが原料だとは知らずにね。
そのハムを買ったお客からの口込みが広がり
ハムが大人気になっちゃいます。
カニバリズムだと怒った夫ですが
一口食べてみて、そのおいしさにびっくり。
イラン豚と偽り売ってします。
【カニバリズム】
人間が人肉を食べる行為
古くからの慣習・風習の事を言い、
精神異常や犯罪などは含まないと
wikiには書かれていますが
犯罪ドラマなどをでは
犯罪によるこの行為も
カニバリズムと称していました。
娘の彼氏は超ヴィーガン
ヴィーガンは肉を食べない。
肉と一緒に煮込んだきのこも食べない。
肉を食べた人とキスするのは
肉を食べたのと同じ。
普通のワインにはブドウをつぶす時
色々な虫も混入するので
ヴィーガンワインしか飲まない。
ケーキには卵を使っている。
卵を取られためんどりの気持ちがわからない？
これが彼氏の正論です。
かなり面倒な彼氏ですが
彼の信念を聞いて逆に
自分たちの信念を通す決意をする。
品定め
アレの肉の仕入れ先は無いので
自分たちで調達に行く。
「あの店員は」
「痩せてて、食べるところが無い」
「彼は？若いし太ってる」
「見ろよ！奥さんとは一言も喋ってない。
ストレスを抱えているから
食ってもまずい」
太った女性を見て「霜降り肉が現れた」
夫曰く
「理想は性転換者、
去勢した肉が一番おいしいから」
穏やかでワクチンを打っている、
性転換したヴィーガン。
それが理想の肉らしい。
ブラックすぎる！
肉捕獲大作戦
肉を確保する。
ヴィーガンの肉を確保するには
ヴィーガンになりすまして
ヴィーガンに近づく。
意に反して肉屋の焼き討ちに参加してしまう。
イラン豚を何とか手に入れるためと言っても
普通の人間が
そう簡単に人を殺（あや）めることは無理。
・・・・なんですが、
人は慣れる動物です。
最初の原料に関しては
偶然ではありましたが
その次からは自主的な行動で
犯罪だし、かなり悪質なんですが
早く捕まればいいのに・・・とならないところが
ブラックコメディーなのかもしれません。
秘密を共有することで
夫婦仲は良い感じになっていく・・・けど、
夫はだんだん罪悪感を覚え
妻は丸々と太った少年や
ヴィーガンである娘の彼氏を
肉としてみてしまう。
ウイニー
結局夫婦は逮捕され、
猟奇的な殺人を扱う番組で
自分たちが紹介されることになる。
その番組は妻のお気に入りだった。
裁判の最後に「何か言いたいことは」
その時妻が言った一言が「ウイニー」
ウイニーはイラン豚の中でも
忘れられない格別のおいしさだったようです。
ブラックすぎる！
