♛Queens lab.

生きることって楽しいを見つけることじゃない?

映画 ものすごくうるさくてありえないほど近い

 

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画像はワーナー公式より引用

長いタイトル

Extremly Loud  and Incredibly close

直訳すると「極端な大声と信じられない近さ」

(closeは閉じるではなく近いという意味)

原作は同名の小説です。

 

調査探偵

 

あの日、最悪の日、パパは居なくなってしまった。

9.11。

 

アスペルガー症候群の疑いがあると診断された

11歳のオスカーがパパとやっていた遊びは

調査探偵。

ニューヨークには今は存在しない幻の第6区が有った。

セントラルパーク は芝生を引きずって

そこから持ってきた。

そんな仮説を立てセントラルパークを調査していた。

もちろんそれは遊びで、

オスカーが調査という名目で知らない人と話せるように

物事の捉え方や進み方を遊びを通して

学ぶ手助けだった。

 

知らないカギ

あの日から1年後、

そのままになっているパパのクロゼットで

BLACKと書いた封筒に入ったカギを見つける。

 

電話帳でBLACKと言う人を探すと472件。

何件かづつまわっても3年かかる計算。

オスカーの旅が始まる。

もちろん、休みの日に。

 

苦手な物

冒険の旅の荷物は

双眼鏡やカメラや地図や・・・・

そして、タンバリン。

それは心を静めるためのもの。

 

アスペルガー症候群の疑いがある彼の苦手は

公共交通

年寄り

走っている人

飛行機

高いビル

閉じ込められるもの

大きな音

悲鳴

鳴き声

歯がぼろぼろの人

置き去りのカバン

置き去りの靴

親と一緒にいない子供

鳴り響くもの

煙を出すもの

肉を食べる人

見上げる人

タワー

トンネル

スピードが出るもの

ウルサイもの

ライトがあるもの

翼があるもの

特にパニクルものが橋、橋を渡ること。

 

カギが意味するもの

オスカーはカギに合う鍵穴を見つけられるのでしょうか?

そして、探し回ったことで彼が得たものは。

 

彼の苦手な鳴り響くものと、うるさいもの。

だから彼は・・・・・

 

主人公がアスペルガー症候群というドラマや映画も

いくつか見たことがあります。

最初からちょっと違う人と言う感じに

描かれていることが多いのですが

このドラマの中ではごく普通。

ただし、苦手なものに遭遇した時

過剰反応してしまいます。

 

身近にその症状の人がいないので

わかりませんが

通常はごく普通なのかもしれません。

そうだとすると逆に

理解されにくいのかもしれません。

 

原題と邦題はほぼ同じ意味。

そして最後にこの長いタイトルに納得。

 

小さいお子さんには理解できない部分もあると思いますが

ファミリーで見られる映画です。