免許更新70歳が一つ目の転機
優良運転者講習、
いわゆるゴールド免許の場合は30分。
更新料+講習料で¥3000(2024現在)
この30分と言うのは
私が想像するに、
免許証を作成にかかる時間じゃない?
70歳以上になると
高齢者講習を受ける必要が有ります。
普通免許の場合
座学の適性検査(60分)と
実車(60分)。
講習手数料が¥6450(2024現在)
これで終わりではありません。
更新手続きには高齢者講習終了証明書が
必要になり、別途更新費用が掛かります。
75歳以上になると認知機能検査も
加わります。
内容はネットにも出ているし
今日は何年何月何曜日…みたいなのは
受ける前に確認できる事項なのに
それをミスするのはヤバいです。
実車は教習所や試験場で行われますが
予約がなかなか取れない場合もあるので
早めに受けることをお勧めします。
期日に間に合わなかった場合は
特定失効者 となります。
更新時に70歳を超える人で
- 何年も運転していない人
- この先も運転しない人
- 車が家に無い人
- 交通の便が良い人
これを機会に返納を考えるかもしれませんね。
時間もお金も手間もかかる。
免許更新75歳が二つ目の転機
高齢者講習の実車では、
指導員からの助言はあっても
合否判定は ありませんが
更新160日前から過去3年間の間に
一定の違反をした高齢者に対しては
合否判定のある実車試験が行われます。
不合格の場合、
更新期間満了日までに合格できなければ
免許が失効されます。
高齢者実車の実態
高齢者の実車は教習車で行うので
助手席に教官が乗車し
教習所内を走行します。
先日その場面をテレビで見ました。
「シートベルト、どうしましょう?」
凄い質問が飛びだしました。
「そこを右折してください」
免許を持っていなくても
車は左側通行ってわかってますよね。
たいていの場合、
右折先には信号待ちで車が停止しているので
正面衝突しちゃうから
自然な流れで左に入りますが
教習所では対向車がいなかったので
その人は右に入ってしまいました。
これが逆走のきっかけかもしれない。
「右折してください!」
そう言われて左に曲がる。
昨日今日免許を取ったわけじゃないのに
右と左が混乱するって・・・
直進車が来ているのに
強引に曲がろうとする人もいました。
「信号赤ですよ」
「信号に気付かなかった」
横断歩道が有れば
信号機も有る筈です。
ブレーキを踏もうとして
踏み外すって・・・
急ブレーキじゃなければ
体勢を立て直してもう一度。
とっさの時だったら大変です。
アクセルとブレーキの位置関係が
混乱してる?
だからアクセル踏んで
店舗とかに突っ込んじゃうんだよね。
発進する時にギアの位置がわからない。
「どこに入れるんでしたっけ?」
エンジンを切る時に
P(パーキング)に入れない。
この人たち、こんな状況で
毎日運転しているのでしょうか?
自分のミスが大ごとだって
気付いているのでしょうか?
それとも、ペーパーだけど
なんとしてでも免許証は
持ち続けていたかった?
今朝もニュースで見ました。
縁石に乗り上げたりしながら
蛇行していた乗用車が
停車しているバスに激突、
車の前方が大破していました。
運転していたのは高齢者。
いつまで運転するかは個人差もあるし
それぞれの事情も有りますが
今までと違うミスをしたら
そこは潔く!