♛Queens lab.

生きることって楽しいを見つけることじゃない?

洋画 スプリー

スプリー

AmazonPrime吹き替えで

2024年7月視聴

1時間32分

 

スプリーはカートが生業とする

ライドシェア。

【Spree】スラングで

バカ騒ぎ 酒宴

 

タイトル通り、クレイジーな映画です。

カートワールド

カートはカートワールドと銘打って

10年間コンテンツを投稿し続けましたが

視聴者数はめったに2桁にはならなかった。

 

自問自答する。

なぜ動画なんか撮っているんだろうと。

 

自分の車にいくつものカメラをセットし

色々なアングルからの生配信をする。

 

ライドシェアのお客を拾う。

無数のカメラが気になるけれど

カートは護身用って説明する。

 

実はただ配信しているのではなく

SNSの客(フォロワー)の集め方の

レッスンとしても配信している。

・・・と本人は言っている。

 

SNSで配信している人って

フォロワーを獲得したいがあまり

ウケるためには何でもする方向に

行きがち。

つまり数字のために

どんどんヤバい奴になっていく。

 

なんと説明したらよいのでしょう

画面は普通の映画のように横長だったり

スマホの画面だったり

スマホの画面と車内の様子を並べたり、

コメントやチャットが流れたり、

着眼点は時代を反映して

面白いと思います。

 

SNSでバズりたい一心で

実際の犯罪をライブ配信するという、

とんでもないことを思いつく。

 

それがどうにもお気楽で

彼の中ではちょっとした悪ふざけと

同じレベル。

そこが彼のクレイジーなところ。

 

でも視聴者はフェイクだと言い

もっとやれって、あおってきたり

ネガティブな反応ばかり。

カートはどんどんエスカレート。

 

最初はコメディーっぽく

進んでいきますが

だんだんそれがブラックの要素を増し

なんだかな~な気分になります。

 

SNSの狂気の部分がクローズアップされ

不気味ささえ感じるストーリー。

スプラッターの要素も大きいので

グロテスクさに引くかもしれない。

 

ラストシーンでは

インフルエンサーであり

コメディエンヌのジェシーが

奮闘します。

やり過ぎな感もなくはないのですが

何のおとがめもない様子。

正当防衛が認められたのでしょう。

 

どんなにあがいても

バズれなかったカートと

向こうからやってきた事件のおかげで

有名なスターになったジェシー。

 

同じSNSを使う人間の

明暗の対比が皮肉でした。