グランド・ブダペスト・ホテル
Amazonprime字幕版で
2023年11月視聴
1時間39分
ブダペストはハンガリーの首都ですが
グランド・ブダペスト・ホテルは
架空の旧ズブロフカ共和国に有ります。
ドイツ・アメリカの合作映画
作家の創作は・・・
最初のナレーション
作家は何もないところからストーリーを
生み出していると誤解されがちだが
実はその逆。
よく見て、よく聞く力さえ保っていれば
物語は次から次へと訪れ
一生尽きない。
ブロガーも含め創作とはまさにそういうこと。
４つの時代が交錯
アルプスの麓の温泉、
ネベルスバートに在るグランド・ブダペスト・ホテル
そこにまつわる話の舞台は
1932年、1968年、1985年。
そして、作家が語る現在。
映像美を堪能すべき映画
登場人物や話の流れで
各時代が混乱することはないが
それぞれの時代の場面を
アスペクト比をかえて表現している。
つまり、画面の両端の黒い部分の比率を
あえて変えている。
あまり見かけない手法だと思う。
そして全て・・・とは言わないが
ほとんどの場面で建物や内装や
人の配置がシンメトリーに配されている。
トップ画像は全盛期の
グランド・ブダペスト・ホテル。
淡い色調の美しいホテル。
今は寂れてその面影もないけれど
それはそれで趣がある。
ストーリーはいたって単純、
まるで映像を見せるために
後付したように。
