人生の動かし方
画像はAmazon.co.jpより引用
フランス映画 最強の二人
頸椎損傷で四肢麻痺の大富豪と
その世話をするために雇われた移民の青年の
実話をもとにした映画「最強の二人」
そのアメリカ版リメイクです。
ドタバタではないコメディーが好き
ジャンルとしてはコメディーともいわれていますが
決してドタバタではなく
ハートウォーミングなこのドラマを
ジャンル分けするなら
私はあえてここに入れます「ファミリー」
血のつながりが無くても
こんな関係をファミリーっていうんだろうな。
彼を雇った理由
前科があり、介護の資格も経験もないデルは
単に職探しをした証明のサインが欲しいから
面接に行っただけ。
沢山の応募者の中から
フィリップがディルを雇った理由は・・・
最低の候補者だったから。
フィリップは延命処置を拒否していました。
俺を雇ったのは延命処置をしなさそうだからだろ?
デルはそう言いますが
優秀だけど何の面白みも無い介護者より
「お互い偏見はよそう」
(障害者・黒人の前科者)
そう言ったデルを面白い奴って
直感的に感じたからだと思います。
笑える会話がたくさん
絶妙な会話の掛け合いを
ここに書いたけれど、消しました。
一部を切り取るより
全体の流れの中で 見て欲しかったから。
有資格の介護者は
そつなく身の周りの世話をするだけ。
フィリップの気難しさにお手上げで
何人もが辞めてしまいます。
一緒にホットドッグの店に行ったり
ドライブしたり
時にはたばこのような形状の
アレでハイになったり。
フィリップはデルといることで
自分を取り戻しました。
素敵なエンディング
【The upside】物事のいい面
障害という重いテーマですが
できる範囲の中で人生を楽しむ大切さ。
フィリップは富豪なので
立派な家に住み、必要な人材を揃え
動けないこと以外は何の不自由もない暮らしです。
だから彼の気持ち一つで
人生が変わりました。
それを言っては身も蓋もありませんが、
物事のいい面を見る。
これは大事なことかもしれません。
誰かの気持ちが前向きになる。
素敵な映画です。
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