
機内で見た映画のご紹介
飛行機内での楽しみの一つに
映画が有ります。
ただ、海外のエアラインの場合は
♦日本の映画が無い(たいてい)
♦日本語吹き替えが少ない
♦日本語字幕が少ない
英語の字幕で見たことが有りますが
速度が速すぎて
1/3も読まないうちに
切り替わってしまう。
一度脳内で変換するから
ついて行けません。
ターキッシュエアラインズでは
日本語吹き替えと
日本語字幕が有ったので
映画を楽しめました。
※全部ではありません
メドラー
原題 The Meddler
直訳すると干渉者
いわゆるお節介おばさん
邦題 「マダムメドラー
お節介は幸せの始まり」
相変わらずダサいな~!邦題。
マーニーは夫に先立たれ
心にあいた穴を埋めるために
NYからロスに越してくる。
突然やって来て
生活を引っ掻き回すママに
娘はちょっとうんざり。
彼女、お金は持ってるの。
だから悠々自適。
いろんなところに出かけてって
いろんな人とかかわって
娘の仕事に口出しして
娘の元カレに口出しして
娘の友達ともかかわって
娘からうざがられます。
最後にぽっかり空いた穴を埋めるのは・・・・
マイインターン
Amazonprimeなどでも
何度かラインナップに有りましたが
機会を逸してしまい
今回やっと視聴出来ました。
70歳のベン(ロバートデニーロ)は
役員だった会社を退役し
妻にも先立たれ、
その寂しさを埋めるため
あちこち旅行に行ったりもしましたが
何となく満ち足りない。
彼もお金持ちなのは
クロゼットのネクタイ収納を
見ればわかります。
いつもバリっとしたスーツ姿で
胸ポケットにはチーフが。
今どきってからかわれますが彼曰く
「チーフは貸すために使う」
泣いている女性にさりげなく。
男性の皆さま心に留め置いてください。
そんなある日シニアインターン募集の張り紙を見て
応募し、採用されます。
彼の演技を見ていると
ロバートデニーロは
素敵な歳のとり方をしていると
思ってしまうような役柄です。
それなりの地位にいたのに
偉ぶっていないし
若い人に対しても
フラットな立場で接する。
最初は親ほどの年齢差のインターンを
受け入れがたく思っていたCEOの
ジュールズの心を動かします。
最終的に心を埋めるものは
マーニーは警察を退役したジッパーと、
ベンは社内のマッサージ師フィオナと、
新しい恋を見つけます。
どんなに仲のいい夫婦でも
いつかはどちらかが
一人ぼっちになる。
なくしたものを
別の何かで埋めるのは
理解できますが
新しい恋はそう簡単には見つからない。
若い時ならいいですが
70、80になって出会う新しい恋は
恋している分にはまだ楽しいけれど
愛まで発展すると・・・
介護がセットでついて来ますからね。