♛Queens lab.

生きることって楽しいを見つけることじゃない?

夏休みのルーティーン

毎年5つのお約束

小学生の頃の夏休みのお話し

(1960年代)

毎年必ず行う行事が有りました。

うな重を食べに行く

土用の丑の日と言ったら鰻。

今でこそ、ゴチになったら嬉しいですが

子供の頃は全く魅力を感じない。

 

そもそもうな重って

お吸い物もついていますが

鰻とご飯だけ。

 

お子様ランチだったら

ハンバーグやらポテトやら

ケチャップ味のスパゲティとか

(パスタとは言わない)

おまけに旗までついているのに

鰻と白飯だけ。

 

でもよく調教された子供だったので

お子様ランチの方が良いとか

え~!ウナギ~・・・なんて

言ったことはない。

 

地元学芸大学の宮川は

小学校の同級生のお店でした。

 

プラネタリウムへ行く

夏と言えば星座でしょう!

いえいえ、プラネタリウムは

通年営業していますが

なぜか毎年行くのは夏休みなので

夏=星座という私のイメージ。

 

東横線の学芸大学に住んでいたので

当時はお出かけするのはいつも渋谷。

渋谷東急文化会館の五島プラネタリウム。

解体され現存していません。

 

五島というのは当時の

東急電鉄の社長の名前だそうです。

 

その季節の星座にちなんだ

神話のお話しが多かったです。

 

丁度いい感じの薄暗さ

見上げると満天の星

心地よいヒーリングミュージック。

眠くなる条件がフルにそろっています。

 

子供たちと行ったプラネタリウムで

「なんか眠くなっちゃう」と言うと

ママ、寝ちゃダメー!

ステレオで言われてしまいました。

黙って寝ておけばよかった。

 

ディズニーの映画

今は2本立てのロードショーって

聞かないですね。

毎年夏休みには

ディズニーの2本立ての映画が

上映されていました。

 

見に行ったのは

渋谷の東急パンティオン。

 

実写+アニメだったと思います。

 

今のシネコンは総入れ替えで

座席指定ですが

当時はいつでも入れました。

 

途中から入って最後まで見て

次の上映は頭から途中までという

不思議な鑑賞方法。

 

最初は座れなくて

見終わった客が席を立つと

座れるという感じ。

 

そういえばネットなんかない時代、

上映館や上映時間は

毎日の新聞に出ていました。

 

映画というとポップコーンの

イメージですが

いつもアイスクリームを買っていました。

 

記憶が定かではありませんが

売店じゃなく劇場内で

売っていたような気がします。

違うかな?

 

そのアイスはなぜかモナカアイス。

チョコモナカジャンボは

モナカがパリサクですが

当時のモナカアイスは

モナカにアイスが染みちゃって

食べにくいったらありません。

 

おまけに段々溶けてきて

溶けたアイスが滴り落ちる。

今みたいに濡れティッシュなんかない時代、

もう手はベトベト。

それでも毎年なぜか食べる。

お正月の旅行は

伊豆近辺が多かったのですが

夏は湘南でした。

 

最初の頃は鎌倉。

その後は葉山。

両方とも父が勤務していた会社の

保養所的なところ。

 

逗子駅からバスで行くのですが

たぶん、一色海岸辺りで

下車したような気がします。

 

海周りと山周りの二種類のルートで

行けたと思います。

両親は先に出発するバスを選んで

決めていましたが

山周りは景色が楽しくない。

本当は海周りで行きたかった。

 

よく調教された子供だったので

時間がかかっても

海周りがいいなんて

言ったことはありません。

 

葉山は保養所というより

当時の社長だか頭取だかの別荘。

今思えば税金対策?

沢山の部屋が有って

部屋ごとに社員の家族が

借りられる福利厚生。

 

食事の支度やらをしてくれる人がいて

その方へのお土産に

まゆ最中を持って行っていました。

その頃は渋谷の地下街にお店が有った。

(↓アフリエイトではございません)

バスを降りて進行方向に進み

左の坂道を登ったところにあるTHE洋館。

 

ここで、初めて洋式トイレなるものを

体験しました。

 

会社の保養所は料金も安いので

競争率が高く

早めに申し込んでいたようですが

終業式の日にかぶっちゃって

後日学校に成績表を貰いに行ったり

5年生の臨海学校とかぶっちゃって

保養所から直接宿舎に

行ったことも有りました。

 

昔の会社、土曜は半ドンなので

母、妹、私の3人は

土曜の朝から先に出かけ

父は会社からスーツ姿で直行。

 

月曜の朝、父はそこから出勤し

私たちはゆっくり帰ってきました。

 

帰りに横浜で崎陽軒のシュウマイを買って

その日の晩御飯はそれ。

ひょうたんの醤油入れ

家に沢山有りました。

 

今は父親も子育てに参加する時代。

時代なのかうちだけなのか、

家族4人で休みの度に

あちこちでかける家ではなかった。

 

夏休みとお正月の旅行が

数少ない父と一緒のイベントでした。

(ウナギもです)

 

サンダル

子供の頃、夏の靴は白。

靴とバッグは同じ色。

これがファッションのセオリーだった。

 

夏に黒い靴を履いている人なんか

見たことない・・・気がします。

 

夏になると毎年白いサンダルを

買ってもらいます。

地元の同級生のお店。

吉野君だったかな?吉田君だったかな?

 

去年履いていたサンダルは

普段履きにして

新しいサンダルはおよそ行き。

映画に行く時や海に行く時は

そのおよそ行きのサンダル。

で、ソックスもお出かけ用のこんなの。

           Amazonより

夏休みの思い出

子供の頃のイベントは

自分主導ではなかったけれど

記憶には鮮明に残っている。

 

こんなに暑いと

家でのんびりしていたい。

それが本音なんですが

自分が体験した思い出を

子供たちの記憶にも残したい。

だから親は頑張っちゃうのね。